ベイスターズさんのリリーフ運用問題~2020前半戦~

 東京ドーム巨人戦1勝1敗。8月は巨人戦がないので、なんとかして勝ち越したいですね。

  ■伏兵のタイムリーとマシンガン継投

【2020年7月30日対巨人戦】

 本日はDe大貫、巨人メルセデス両投手の先発対決です。大貫投手は逆球はありましたが、ど真ん中の甘いボールは少なかったように見えました。今までで一番いいピッチングだったと思います。このピッチングを続けてほしいなあ。丁寧に丁寧に。

 打線はメルセデス投手をなかなか打てず。メルセデス投手のスライダーは巨人中川投手のそれと軌道が似てますね。このピッチャーからタイムリーを打ったのが嶺井選手と倉本選手。嶺井選手はストレートをレフト前に。倉本選手はスライダーをライト前にうまくはじき返しました。

 さらに9回表には久しぶりの宮崎選手の2ランで引き離し、3点リード。9回裏に三嶋投手が岡本選手にソロ本塁打を打たれてしまいましたが、リードのまま試合終了。流れを渡さず、細かい継投で勝ち切りました。僅差の試合を2試合連続でもぎ取ったのは大きいですね。今後のペナントにいい影響を与えそうな気がします。

■ヤマヤス・パットン両投手は傷が大きくならないうちに

  本日は継投で僅差をもぎとった試合でした。7回頭からヤマヤス投手、8回頭からはパットン投手。現時点ではこの2人がやや不安定な状態です。本日はヤマヤス投手がランナーを出したらエスコバー投手。パットン投手がランナーを出したら石田投手と非常にぜいたくな起用法でした。6連戦の半ばでしたが、ラミレス監督は負けられない試合だと判断したのでしょう。

 ヤマヤス・パットン両投手の状態が上がっていくまでは、このリリーフ運用がベストなのだと思います。今、一番信用できるのはエスコバー投手のストレート、石田投手の緩い変化球、三嶋投手の総合力。

 数日前までリリーフ投手陣はバタバタしていましたが、この2試合はピンチの時に間を取りながら投球しているのがよいですね。慌てずにじっくり攻略しようという姿勢を感じられます。

 先発陣はそろってきているので、リリーフ陣が整備されてくると、かなり安定した投手運用になりそう。これからは上がり目しかないわよ。 楽しみが増えてきました。

横000000202|4

巨000001001|2

東京ドーム(ビジター)

De4-2巨人

勝利投手 大貫 (3勝2敗0S)

セーブ 三嶋 (0勝1敗2S)

本塁打 宮﨑 6号(9回表2ラン) ※Deのみ