名古屋に乗り込んでの3連戦。勝ち越したいなあ。
■がっぷり四つの投手戦
【2020年8月21日対中日戦】
本日はDe大貫、中日松葉の技巧派投手対決です。大貫投手は立ち上がりはよかったのですが、中盤はフォークボールが抜けて苦しいピッチング。それでもなんとか粘って6回1失点でリリーフ陣にタスキを渡します。
ヤマヤス投手は自分で作ったピンチを切り抜けますが、8回裏に石田投手が捕まってしまい、22試合ぶりの自責点を献上してしまいました。
両チームともチャンスは作りながらもなかなか点をとれない展開。1-1の均衡を8回裏という終盤で破った中日に軍配があがりました。石田投手が打たれたらしょうがないわ。
■石田投手のゆるい変化球は1巡前の投手次第で効果が違う?
今季、ワンポイントから勝パ、そしてセットアッパーへとステップアップしてきた石田投手。好投に次ぐ好投で、何度もチームを助けてきました。緩い変化球が効果的に決まっていた場面を何度も見ました。
これは私見なんですけど、本日打たれてしまったのは大貫投手が登板していたからじゃないのかなあと思っております。
石田投手が得点を献上してしまった8回裏は5番の高橋周平選手からの攻撃。高橋選手はその1巡前に大貫投手とは当たっているけど、ヤマヤス投手とは当たっていない。すなわちですね。大貫投手も石田投手もどちらも技巧派の投手なので、タイミングを合わせやすかったのではないかと思うわけです。
ベイスターズのリリーフ陣は速球派のピッチャーが多いですね。国吉投手、ヤマヤス投手、三嶋投手、エスコバー投手、パットン投手、平田投手。皆150km前後の速球を投げ込んできます。そんななかでは石田投手はちょっと異質な技巧派。間に石田投手が入ることで、相手打者はタイミングを外されていたのではないでしょうか。
石田投手は本来右打者相手のクロスファイヤーを軸にしつつ変化球でかわすピッチャー。本日の配球はほとんど変化球で、打たれた球も変化球。中日打線は変化球に焦点を当てていたように感じられました。
本日のように1巡前の投手が速球派でなかった場合は、石田投手のストレートを活かした配球にした方がいいんじゃないかなあと思いました。
横000001000|1
中00100002× |3
ナゴヤドーム(ビジター)
De1-3中日
敗戦投手 石田 (1勝1敗0S)