対巨人戦4連敗中。まずは一矢報いたいですね。
■リリーフで抑えきる試合
【2020年7月29日対巨人戦】
本日はDe濵口、巨人戸郷の先発対決です。濵口投手はいつも通りコントロールに苦しみながら、チェンジアップで三振をとっていくピッチング。中盤くらいから、ストレートの制球がよくなってきたので、7回くらいはいけるかなと思ったんですけどね。6回に2本のソロ本塁打を打たれて降板してしまいました。四球が多いと球数が増えて、イニングを食えない…
打線は梶谷選手のソロ本塁打と高城選手の2ランの3得点。中盤以降は巨人変則リリーフ陣にやられてしまいました。この辺も対巨人戦の課題ですね。
ベイスターズリリーフ陣は7回にヤマヤス投手、8回パットン投手、9回に三嶋投手と配置転換したのが当たりました。課題だった代走増田選手問題は今回も解決できず、当たり前のように、今回も盗塁を決められてしまいました。が、パットン投手が何度も牽制したことで、打者の打ち気を逸らすことに成功したようです。3アウト取れればっこっちのもん。リリーフ陣はしっかりと間を取りながら投球していたのもよかったと思います。
■敗戦処理から守護神までにステップアップした三嶋一輝。
本日はオリックスからベイスターズに帰ってきた高城選手が2ランを打ったときもそうですが、9回に三嶋投手がマウンドに上がったときも感慨深いものを感じてしまいました。失礼ながら、私は三嶋投手に関して、以前、こんなエントリーを書いていたんでね。
敗戦処理から勝負のかかる中盤、勝パリリーフ、そして本日の抑え。先発投手失格の烙印を押されてから、ここまで時間をかけてステップアップした投手を私はみたことがありません。恐れ入りました。
本日の三嶋投手は落ち着いた表情をしているように見えましたが、なんというか、内なる炎みたいなものを感じました。最後のガッツポーズは、本人としてもいろいろ思うことがあって、つい出ちゃったのでしょう。
ピッチング内容はほぼ完ぺき。持ち球にフォークボールを持っていたのが功を奏しましたね。決め球だったスライダーはカウントをとるボールに格下げして、ストレートとフォークで三振を取るピッチング。投げっぷりもよかったです。
この配置転換が期間限定なのかどうかはわかりませんが、しばらく三嶋投手に抑えを任せてみたらどうかと思います。大体、3年前は三嶋投手が抑えを任されるとは誰も想像してなかったはず。立場が人を作ることもあるので、三嶋投手がもう一皮むけるかもしれないし。どうですか、お客さん。
横001020000|3
巨000002000|2
東京ドーム(ビジター)
De3-2巨人
勝利投手 濵口 (2勝1敗0S)
セーブ 三嶋 (0勝1敗1S)
本塁打 梶谷 7号(3回表ソロ) 、 髙城 2号(5回表2ラン) ※Deのみ