ベイスターズさん、2020年対巨人戦の成す術問題

 大事な大事な東京ドーム巨人3連戦です。アタックチャンス

 ■全く流れをもらえない

【2020年7月28日対巨人戦】

 本日はDe井納、巨人菅野のベテラン先発対決です。井納投手は先日の大貫投手みたいなピッチング。しっかりと低めに変化球を制球することもあれば、ど真ん中に入ることもある。高さの逆球もありましたね。キレはよかったのかしら。5回3失点。ど真ん中のソロ、インハイ難しい球のソロ、内野ゴロでの失点。悪いながらも試合を作ったという感じでしょうかね。

 打線は悪くないっちゃあ悪くないけど、勢いに乗り切れない。もう一点ほしいというところで取れない。本日は宮崎選手のところで打線が切れてました。ソト選手もまだ本調子ではなさそう。

 リリーフでは石田投手が2イニングをほぼ完ぺきに抑えるも、エスコバー投手が1失点。試合の流れをつかみきれません。

 9回表にはランナーを2人出すも、細かい継投にしてやられて敗退。今季巨人戦1勝6敗。セリーグの対戦表を見渡してみても、最悪の結果となっています。

■代走増田に何度してやられたか

 8回裏のエスコバー投手の1失点は、ほぼ巨人の代走増田選手にしてやられた感がありました。今季は何度も終盤の増田選手にやられてますね。ベイスターズ捕手陣は以前から、盗塁阻止率があまりよくない。成す術がないですなあ。

 今季巨人戦はゲーム終盤の原采配に、増田選手起用も含めて、毎度見事にやられてる。

■あとは現抑えの中川投手をいかに打ち崩せるか

 僅差の試合は、流れを終盤にいかにつかみとるかで、勝敗を決すると思うんですよね。ベイスターズさんの打撃陣は打ってなんぼの選手を並べてるので、ランナーをためて1発で試合を一気にひっくり返せるかどうかにかかっている。ということは対巨人戦はリリーフ陣、特に抑えの中川投手をいかに打てるかってことですよ。

 本日の試合では、中川投手ストレートに的を絞っている感じがちょっと見えたかな。スライダーは今のところ、打てない。梶谷選手だけはスライダーを狙ってたかも。

 本当は、あのスライダーを打ち崩すことが巨人攻略のカギなんじゃないかなあ。相手投手の決め球を打ち返すことで、その投手の自信を一気になくさせることができるはず。

 中川投手のスライダーってあまりみない軌道を描いているので、難しそうですけど。なんとか打ち砕いてほしいなあ。

 

横100001000|2

巨10020001× |4

東京ドーム(ビジター)

De2-4巨人

敗戦投手  井納 (2勝2敗0S)

本塁打 佐野 4号(6回表ソロ) ※Deのみ