平良拳太郎のストレートの精度問題

 東京ドーム巨人戦2戦目です。

 先発は平良投手。低め、コースに丁寧に投げている印象を受けましたが、ランナーを出してからのストレートが甘く入り、痛打されてしまいます。結果、5回3失点でした。

 打線は相手先発の山﨑伊織のピッチングに沈黙。得点は牧選手のソロ本塁打のみでした。試合は石川達也投手も坂本選手に2ランを打たれて敗退です。

■やはり平良投手の課題はストレートか

 先発の平良投手は立ち上がりから低めの変化球で相手打者を打ち取っていくピッチングでしたが、中盤につかまってしまいました。ブリンソン選手の2点タイムリーと梶谷選手のタイムリー、いずれも真ん中に入ってしまったストレートでした。

 平良投手は変化球を中心にしながらも、145km前後のストレートを混ぜ込んで抑えていきましたが、そのストレートを打たれてしまいました。変化球を際立たせるためにはやはり、ストレートのキレと精度が大事だと思うんですよね。濵口投手もストレートを磨いて復活しつつあるので、平良投手もしっかりとストレートを磨き込んでほしいなと思いました。

kajiwaradamono.hatenablog.com

 シーズン当初は150km近いストレートを投げ込んでいた平良投手ですが、疲れが溜まってくるのでしょうか。1年通して働ける投手になってほしいなと思うんですけどね。なかなか難しいですね。

【2023年8月12対巨人戦】

横000000100|1

巨00000302× |5  

東京ドーム(ビジター)

De1-5巨人

敗戦投手 平良 (3勝4敗0S)

本塁打  牧 20号(7回表ソロ)※Deのみ