甲子園阪神戦3戦目です。2連勝と状態の良さそうなベイスターズさんですが、本日はどうでしょうか。
先発は石田裕太郎投手。立ち上がりから低めを丁寧に突くピッチングでしたが、4回裏、森下選手に2ランを打たれて、先制されてしまいます。以降はランナーを出しても落ち着いたピッチングで7回3被安打2失点でまとめます。
打線は相手先発の大竹投手のピッチングに手も足も出ない状態。ブレーキの効いた変化球に苛まれて、体を前に出されてしまうようなバッターが非常に多かった印象です。
試合は大竹投手の完封勝利。石田投手の好投を見殺しにしてしまったような形になってしまいました。
■気をつけるべき場面での間合い
本日の石田投手は抜群のコントロールで相手打者を抑えていきましたが、悔やまれるのは4回裏の森下選手の2ランです。
先頭の近本選手を追い込んでから高めに浮いたシンカーをレフト前に運ばれると、すかさず盗塁されてしまいます。中野選手を抑えるも、森下選手へのボール1の2球目をレフトスタンドに運ばれてしまいました。
ランナーを溜めたくないので、なんとかストライクを入れたかったのだと思います。捕手・戸柱選手はアウトローに構えていましたが、真ん中付近のコースにボールが行ってしまいました。低めにはいっていたのですが、森下選手はしっかり踏み込んでおり、軌道にしっかり合わされていたので、もしかしたら狙っていたのではないかと思っています。
配球もそうなのですが、間合いの取り方や無理に勝負に行くべきかどうか、このあたりのところですかね。投球術というのかな。例えば、東投手はランナーを出してもなんとか凌ぎますね。石田投手もああいうピッチングができるようになればいいんだろうなと思っています。
コントロールも球質もいいと思うんです。石田投手はもう一段階、レベルアップできるようになったらいいなという希望をこの場でつらつらと述べさせていただきました。
横000000000|0
神00020000× |2
阪神甲子園球場(ビジター)
De0-2阪神
敗戦投手 石田(2勝5敗0S)