ベイスターズ、勝ちパ以外リリーフ陣の不安問題

 広島戦初戦を落とし、2戦目。連敗は避けたいですね。

 先発は石田投手。カーブを多投しつつ丁寧に投げてはいるものの、ポイントポイントでコントロールが荒かったですね。2回裏に先頭の西川選手を四球で出して、デビッドソン選手へ投じた甘いチェンジアップを2ラン被弾。5回裏には先頭のデビッドソン選手にフルカンから投じた甘いチェンジアップを2ベースにされて、會澤選手に死球。続く矢野選手をバント失敗から凡打に斬ってとるも、森下投手の初球の甘いカットボールを3ラン被弾。これが試合を決める大きな一打となってしまいました。甘い変化球は例え相手が投手とはいえ、角度がよければ飛距離が出てしまいますね。初球の入り方はもうちょっと考えた方が良かったのかなと思います。案の定、やや不安定だった森下投手も勢いに乗ってしまいましたね。

 打線は大和選手のタイムリーで先制。牧選手の同点弾も飛び出しましたが、以降は沈黙。前半で打ち崩しきれなかったですね。ランナーが出てももう1点が取れなかったのも痛かったです。

 これでマツダ広島戦で2連敗。阪神戦の勢いが止まってしまいました。明日はちょっと勝ちたいなあ。

■コントロール難が気になったリリーフ陣

 本日の試合では入江投手、中川虎投手、三嶋投手がリリーフに上がったのですが、それぞれ四球と死球を出していました。入江投手と中川虎投手は2人とも先頭を四球に出しています。ストライクとボールがわかりやすい球も多かったように感じました。

 彼らはビハインドでも3点差4点差の逆転の可能性のある場面で登板されてほしい投手たちです。威力のある球で圧倒するタイプの投手たちではありますが、ちょっと本日のようなコントロールだと今後も使いづらいのではないかなと思いました。ヤマヤス-伊勢ー森原ーウェンデルケンーエスコバーラインのリリーフ陣が安定しつつあるだけに、その後に続く投手たちがしっかり投げてくれるとありがたいのになと思ってしまいました。

 夏場に入り、リリーフ陣としても厳しい季節になってくるかとは思いますが、今季は何度とないリーグ優勝のチャンスなので、踏ん張ってほしいな思います。

 

【2023年6月28日対広島戦

横010100000|2

広02003010× |6

マツダスタジアム(ビジター)

De2-6広島

敗戦投手  石田 (2勝4敗0S)

本塁打  牧 12号(4回表ソロ)※Deのみ