ベイスターズさんの細かい作業問題

 甲子園阪神戦、初戦を取って2戦目です。

 先発は東投手。立ち上がりに蝦名選手が薄暮でボールを見失ったことによるタイムリー2ベースで失点してしまいます。しかし、以降はランナーを出しながらもなんとか凌いで5回1失点。右打者の中に入るスライダー系のボールが捉えられてしまっているのが気になりました。それでも、低めに丁寧に投げていた印象はありましたね。

 打線は好調をキープ。まず、筒香選手が4回表に3ランで逆転しました。筒香選手は左投手がなかなか打てませんでしたが、伊藤将司投手相手にしっかり踏み込んで打てました。風に乗った面も否めなかったですが、この本塁打でなにかをつかんでくれたらいいなと思います。

 6回表にはオースティン選手のソロ弾。7回表には蝦名選手の2点タイムリーと上位打線、下位打線ともに満遍なくいい当たりが出ていますね。

 リリーフ陣も入江投手-宮城投手-山﨑投手-佐々木千隼投手と無失点でつないで、快勝です。

 優勝して気が抜けているだろう阪神さん相手ではありますが、ベイスターズさん的には宮﨑選手や牧選手が抜けているものの、振れている選手が多いですね。また、ウィック投手や森原投手、山﨑投手などが戻ってきてリリーフの層が厚くなってきました。試合自体も好ゲームが増えてきました。

 ただ、守備面やバントなどの細かい作業に課題を残しています。シーズンが終わるまで、この課題を来季に残さないように徹底してほしいなと思っています。

 

【2025年9月10日阪神

横000301200|6

神100000000|1

阪神甲子園球場(ビジター)

De3-0阪神

勝利投手  東(13勝8敗0S)

本塁打 筒香 16号(4回表3ラン) オースティン 9号(6回表ソロ)