2024年、CS1st甲子園阪神戦2戦目です。
先発はジャクソン投手。立ち上がりから150km中盤のストレートをバンバン投げ込んでいきますが、いきなり森下選手にソロ被弾を食らってしまいます。それでも2回以降は阪神打線を寄せ付けないピッチングで、5回2/3で1失点。四球を出した100球越えのタイミングで降板です。90球くらいから上体が一塁側に流れるようになることが増えたので、降板のタイミングは悪くなかったように感じました。
先制されたベイスターズさんですが、2回表に連打で一挙に逆転。3点リードを奪いますが、中盤は膠着状態に陥ります。阪神さんが捕手を梅野選手から坂本選手に変えたあたりからですかね。
3点リードは安全圏にないなあと思っていたところ、7回表の先頭。代打のフォード選手がいきなりのソロ弾で4点差にします。さらにこの回、佐野選手の3ランや戸柱選手のタイムリー2ベースも飛び出して一挙6点を上げて、試合を決めました。
リリーフもウェンデルケン投手、堀岡投手、上茶谷投手と登板のなかった投手をテスト登板できたので、運用も含めて思い通りの展開ができました。
次は東京ドームでのCS FINALです。どんな試合を見せてくれるでしょうか。本日、負傷交代した宮﨑選手が心配です。
■フォード選手はアウトコースの対応次第か?
本日の試合で決め手となったのは、ライトスタンドにたたき込んだフォード選手のバッティングですね。3-1から真ん中高めに入ったストレートでした。
フォード選手はシーズン途中の7月に入団。オースティン選手の代替選手として一瞬、1軍昇格はありましたが、今年はほぼほぼ2軍生活を送っていました。
10月12日に再昇格。本日の試合でとても大きな仕事をこなしました。
何度か2軍の試合の映像を見ましたが、フォード選手って超プルヒッターじゃないですかね。私はまだいい当たりのレフト方向のヒットを見てないです。普通に考えたらアウトコースだけ投げてれば打ち取れるんじゃないかっていうバッターに見えます。阪神さんにフォード選手のデータはなかったんですかね。
ただ、真ん中からインコースのボールはすごい当たりを放てるバッターです。本日の当たりも完璧でした。それだけにもったいないというか。アウトコースのボールも芯に当ててヒットにできるようなバッターになったら、本当に怖い選手になると思うんだけどなあ。
横040000600|10
神100000101|3
阪神甲子園球場(ビジター)
De10-3阪神
勝利投手 ジャクソン (1勝0敗0S)
本塁打 フォード 1号(7回表ソロ) 佐野 1号(7回表3ラン)※Deのみ