【CS FINAL】 CSで中継ぎ争いに名乗りをあげる堀岡隼人問題

 CS FINAL初戦、東京ドーム巨人戦です。CS FINALでは東投手が投げられないみたいですが、ケガが心配された宮﨑選手がスタメン出場です。

 先発はケイ投手。今季は立ち上がりが不安定なので、心配ではありましたが、初回はランナーを出しながらも粘りの投球で凌ぎつつ、2回以降、徐々にリズムに乗ってテンポ良く投げていきました。

 コントロール難も不安点ではありますが、主審がなかなかアウトコースをとってくれなかったものの、ゾーン内で勝負してしっかり打ち取ります。四球を4つ出すものの、6回1安打無失点という好投でした。

 打線は相手先発の戸郷投手を攻めあぐねますが、4回表の先頭、佐野選手が追い込まれながらも、中に入ったスライダーをライトスタンドに運んで先制。ロースコアで試合は進んでいきますが、7回表には1死1,3塁のチャンスから代打・筒香選手が技ありの三遊間を抜けるタイムリーヒットで追加点をあげます。

 リリーフ陣は森原投手がベンチ外だったものの、ヤマヤスー坂本ー堀岡ー伊勢というリレーで逃げ切りました。

■堀岡投手はCSの救世主となるか?

 本日のヒーローは好投のケイ投手。鬼門の序盤をよく乗り越えました。先制弾の佐野選手や値千金のタイムリーを放った筒香選手の働きも大きかったですが、CS FINAL全体の戦いを考えると、堀岡投手の好リリーフが大きかったなと思っています。

 堀岡投手は150km台のストレートと140km台の鋭く落ちるフォークが武器。巨人の自由契約から今季、育成契約として獲得しました。6月に支配下登録。ウィック投手の離脱もあって、9月末に昇格し、CS 1stでも好投。本日は勝ちパのセットアッパーとしての登板となりました。 

 本日は先頭の丸選手をヒットで出塁させてしまうものの、落ち着いたピッチングで、しっかりと腕をふって後続を断ちきりました。

 経験の浅い投手なので、荒れてしまう可能性もあるのかなと思いましたが、腹が据わってますね。CSの救世主、そして中継ぎ争いとして名乗りを上げてほしいというか、もう上げたし、さらなる活躍を期待したいですね。

【2024年10月16対巨人戦

横00010010|2

巨000000000|0

東京ドーム(ビジター)

De2-0巨人

勝利投手  ケイ(1勝0敗0S)

セーブ 伊勢(0勝0敗1S)

本塁打 佐野 1号(4回表ソロ)