高めのストレート系を腰の回転でくるっと回ってスタンドに放り込む桑原将志問題

 連勝中のベイスターズさん。本日は名古屋中日戦2戦目です。

 先発は東投手。初回先頭を出してからリズムに乗れずいきなり1失点を喫するも、2回以降はペースを取り戻してスコアボードに0を並べます。緩急をつけたピッチングで7回1失点という結果でした。

 打者陣はそれぞれ好調です。佐野選手以外のスタメンは全員安打でした。牧選手2本、桑原選手1本と本塁打攻勢で終始、優位に試合を進めます。

 リリーフは8回徳山投手、9回ウィック投手で締めて、試合は快勝。ウィック投手は前回登板が1アウトも取れずに降板してしまったので、今回の登板で自信を取り戻してくれるといいなと思います。

■夏だからか桑原選手

 6月27日に高めのカットボールをレフトスタンドに放り込んで以来、本日、今季2本目の本塁打となった桑原選手。本日はインハイのストレートでしたね。シーズン当初はセンターから右方向のヒットが多かったのですが、交流戦前後くらいから、レフト方向の長打が増えてきました。

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 数年前であれば、高めのストレート系を腰の回転でくるっと回ってスタンドに放り込むバッティングがよく見られた桑原選手でしたが、ここ数年ステップ幅を短くしたことから、どうも調子を落としているように感じられました。

 やっと体になじんできたのかなというのは私の見立て。ただ、「夏男、桑原の季節がやってきた」という感覚で見ていらっしゃる方が多いのかなと思います。私の見立てなんかどうでもよくて、桑原選手が1番に座ってチームに勢いが出てくれば、自ずと勝ち星は増えてくるはずなんで、このまま打ちまくってくれればいいなというのが私の希望です。

 長打のある1番打者って多分、相手投手にとっては嫌な存在だと思うんです。下位打線がつないでチャンスを作った時点で、相手投手は「長打のある桑原選手に回したくないなあ」ってなるはずなんですよ。

 外野手はポジション争いが熾烈ですが、是非とも、今までのように桑原選手にはチームを引っ張る立ち位置で活躍してほしいなと思います。

 

【2024年6月29日対中日戦

横200120000|5

中100000000|1

バンテリンドーム(ビジター)

De5-1中日

勝利投手 東 (7勝0敗0S)

本塁打 牧 9号(1回表2ラン)、牧 10号(4回表ソロ)、桑原 2号(5回表2ラン)