千葉でのロッテ戦、初戦を取って2戦目です。
先発はケイ投手でしたが、立ち上がりに球が荒れてしまい、初回に2失点。2回以降は少しずつ調子を戻しましたが、4回裏に田村選手のタイムリーを打たれてしまいます。ボール先行になることが多く、ゾーンに入れると真ん中周辺に集まってしまう。それでも球のキレで打ち取るみたいな感じのピッチングだったように感じました。結果は6回自責2で3失点でした。
打線は相手先発の中森投手をなかなか打ち崩せなかったものの2巡目となった4回表に山本選手の犠飛で1点。6回裏には度会選手のタイムリーでまた1点と、徐々に点差を詰めていきます。
潮目となったのは1点を追う7回表。先頭の梶原選手がヒットで出ると井上選手がバントで送り、オースティン選手が四球、牧選手が内野安打で1死満塁となりました。ここから筒香選手、山本選手、佐野選手と連打が出て一気に逆転。8回、9回も得点を挙げて大量点差の快勝となりました。
98年のマシンガン打線を彷彿とさせる連打でした。本日も20代野手組が躍動していましたね。中堅、ベテラン組も触発されたように、各打者それぞれ調子が上向いているように感じました。
■無理に引っ張ることの多かった牧選手
20代野手組の中心でありつつ、若手ベテランの橋渡し的なキャプテンシーも担う牧選手。どうも開幕から無理に引っ張ったり、高めのボール球に引っかかってしまう場面が多く見られ、なかなか本調子に至らないなあと思っていました。
6月1日の本塁打は左中間方向。本日はアウトローのストレートを逆らわずに右方向への2ベースを放ちました。
牧選手の魅力は一発長打もあるのですが、左右広角に打ち分けるバッティングにあると思います。相手投手が投げるところがないと思わせるような懐の深さ。この魅力がいかんなく発揮できるようになれば、宮﨑選手なき今、牧選手が核となった打線ができあがるのではないかと思っています。
度会選手も昇格してきて、チーム的にも3連勝。このまま勢いに乗って、上位チームとの差を詰めていきたいですね。
横000101614|13
ロ200100000|3
ZOZOマリンスタジアム(ビジター)
De13-3ロッテ
勝利投手 ケイ (4勝4敗0S)
本塁打 オースティン 6号(9回表2ラン)