牧秀悟のキャプテンシー問題

 北海道日ハム戦の初戦を取ったベイスターズさん。流れに乗れそうな気配を感じます。

 先発は中川颯投手。万波選手やマルティネス選手、松本選手など右の強打者が多い日ハム打線にはうってつけの登板になるんじゃないかと思いましたが、マルティネス選手に2打点されてしまいましたね。ほかは、適度にボールが荒れて結果、4回2失点。交代のタイミングに違和感を感じたので、もしかしたらケガかもしれません。

 打線は前日の試合が転機となったのか、上がり調子のように見えました。先制をされるも伊藤光選手の2ランで逆転。さらに梶原選手のタイムリーで点差を広げます。ただ、好調の日ハムさん。リリーフの坂本投手が攻めきってはいたものの、コースヒットのタイムリーでしぶとく同点に持ち込まれます。

 どちらに転ぶかわからない展開の中、試合を決めたのは前日に1軍昇格した牧秀悟選手でした。9回表、1死から左中間にライナー性の軌道を描くソロ弾で勝ち越し。最後は森原投手が三凡で締めて連勝です。

■牧選手復帰がチームのターニングポイントとなったか?

 肉離れから復帰し、前日に1軍復帰した牧選手が本日DHでスタメン出場。凡打が続いていましたが、本日は試合を決める本塁打を放ちました。

 今季はなかなか本調子とは言いづらい打席が多かった牧選手ですが、今回の本塁打は牧選手らしい打球だったように感じました。侍JAPAN出場など、働きっぱなしの牧選手ですが、今回のケガはいい休養になったのかもしれません。これをきっかけにまた、チームのためにガンガン打ってほしいですね。

 チーム的には重い試合展開の多かったベイスターズさんでしたが、牧選手が復帰した31日から試合展開がガラリと変わったような気がします。ベンチ裏の雰囲気はわかりませんが、牧選手のキャプテンシーがチームを変えたのかもしれないなあと思った、今日この頃でございます。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。私はご機嫌です。

【2024年6月1日対日ハム戦

横020100001|4

日100100100|3

エスコンフィールド(ビジター)

De4-3日ハム

勝利投手 中川虎 (1勝0敗0S)

セーブ 森原 (1勝1敗13S) 

本塁打 伊藤 1号(2回表2ラン)牧 6号(9回表ソロ)※Deのみ