ローワン・ウィックはリリーフ陣の救世主になるか問題

 なかなか流れをつかめないベイスターズさん。本日からは北海道で日ハム戦です。

 先発は東投手。ところどころで甘く入ってしまったのが気になりました。2本のソロ被弾を食らってしまって6回2失点。それでもランナーを出しつつ、粘り強い投球だったと思いました。

 打線は相手先発・金村投手のスプリットにさいなまれるも、梶原選手のタイムリー3ベース、筒香選手のソロ弾と得点を積み重ねます。

 試合は後半に入って2-2。ただ8回裏、ヤマヤス投手が先頭を出してボーク、バント送球暴投で勝ち越されてしまいます。点の取られ方が悪すぎて、すごく嫌な流れでしたが、9回表、オースティン選手がライトスタンドに一閃。起死回生の本塁打で同点に持ち込みます。

 さらに10回、1死からの梶原選手ヒットで出塁。柴田選手犠打、蝦名選手死球からの森敬斗選手がショートの頭を越えるタイムリーで勝ち越し。10回裏は本日1軍昇格のウィック投手がランナーを出しつつもゴリゴリのストレートで抑えきって辛勝です。

 激闘でございました。野手では森選手、梶原選手と若手野手陣が活躍できたのがよかったです。特に森選手は勝利につながる打点をあげられたというのが個人的にはうれしかったですね。

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 それと、本日の勝利は横浜から北海道に遠征したファンのおかげだったような気がしました。なんとなく、そう感じた試合でした。本日の試合で流れが変わるといいですね。

■ゴリゴリ押すけど感情の制御ができない?

 本日。勝ち越した後に登板するのは誰だろうと思ったらウィック投手でした。ヤマヤス投手も森原投手も登板済。1軍昇格直後ではあるもののストレートで三振を取れそうな投手を優先したということですかね。

 ウィック投手は先頭、オースティン選手のグラブを弾くヒットで出塁させると、バントで1死。センターフライで2死、最後は三振と、カーブやカットボールを交えつつも155km越えのストレートゴリ押しで抑えきりました。

 ただ、本日北海道に遠征した私の知り合いのファン情報によると、ウイック投手、セカンドのサインを見てなかったそうです。二軍戦でも四球を連発して感情を抑えきれなかったような場面も見られましたし、なんかその辺は不安ですね。

 日本での”やきう”に慣れるのは大変難しいかもしれませんが、ボール自体はなかなか打てるような球ではないので、なんとかアジャストしてくれれば、ベイリリーフ陣の救世主になってくれるのではないかなと思っているのですけど。

【2024年5月31日対日ハム戦

横0101000011|4

日0001100100|3

エスコンフィールド(ビジター)

De4-3日ハム

勝利投手 森原 (1勝1敗12S)

セーブ ウィック (0勝0敗1S) 

本塁打  筒香 4号(4回表ソロ) オースティン 3号(9回表ソロ)※Deのみ