アンソニー・ケイの精神的なスタミナ問題

 マツダ広島3連戦。初戦を取って2戦目です。比較的に苦手としている球場なので、本日も勝って、その意識を払拭してほしいですね。

 先発はケイ投手。立ち上がりから3回まで、毎回のようにランナーを出していましたが、ここを抑えきって、リズムに乗れました。初回は抜け球がいくつかあったものの、中盤以降はサクサクとアウトを重ねることができましたね。

 打線は2回表にエラー、暴投、内野ゴロ、犠飛と、ヒットなしで1点をとるものの、相手先発の森下投手をなかなか打ち崩すことができません。

 1-0の膠着した試合展開の中で動いたのは7回。表の攻撃は2死1、2塁のチャンスを作るも得点をあげられず。裏の守りでは森下投手のヒットを皮切りに1死満塁のピンチを作ってしまい、徳山投手にスイッチ。野間選手のゲッツー崩れの1点で同点となり、松山選手の逆転3ランで試合を決められてしまいました。ストレート勝負を完全に読まれちゃったような本塁打でした。

 試合の中で痛かったなと思ったのは、広島・レフトの中村選手の好プレー2つ。初回と7回表でした。ここで抜けていれば1死2塁のチャンスとなって、森下投手を打ち崩す”流れ”を作れたかもしれなかったんですけど。好プレーは試合の”流れ”をどちらかに引き寄せるんですよね。

  もう一点。ケイ投手ですけども、序盤は踏ん張っていましたが、7回にランナーを出してからは精神的なスタミナが切れちゃった感じがありました。1死1,2塁からの菊池選手への四球はボールをコントロールしきれてなかったですね。惜しいなあ。

 本日は、広島さんのいいところばかりが出た試合でした。引き締めて、明日の試合に向かってほしいなと思います。

 

【2024年5月4日対広島戦

横010000000|1

広00000040× |4

マツダスタジアム(ビジター)

De1-4広島

勝利投手   ケイ (1勝3敗0S)