ベイスターズさんのダブルストッパー構想問題

 開幕カードを勝ち越して大阪に乗り込みます。京セラ阪神3連戦です。

 先発はジャクソン投手。4点先制してもらって、楽にピッチングができるかなと思っていましたが、ちょっと安定しませんでしたね。初回にチェンジアップ2つを痛打されて1失点。その後はランナーを幾度も出しましたがなんとか抑えます。

 オープン戦では安定したピッチングを見せていたジャクソン投手ですが、シーズン初戦の緊張と、相手打線が開幕に入ってからギアが上がったというのもあるんじゃないかな。それでもジャクソン投手。各球種の質がいいんですよね。ストレートも155km前後、ナックルカーブやスライダーでも空振りがとれる。多少コントロールが悪くても、安定して試合を任せられる感じがありますね。

 試合は3回表にも内野ゴロ間に追加点。4点差のまま終盤を迎えます。

 序盤の攻撃ではもう1点2点取れそうでしたが、取り切れず。ジャクソン投手も安定しなかったこともあってか、終盤にリリーフの伊勢投手、ウェンデルケン投手に1失点ずつ。それでも抑えのヤマヤス投手はランナーを溜めつつ、なんとか抑えて2点リードの勝利です。本日は山本選手のリードと粘りのバッティングが光った試合でした。

■抑えてくれれば無理に抑えとかを決めなくてもいいじゃない

 抑え問題なんですけど、開幕の1点差リードの試合は森原投手が投げましたが、本日はヤマヤス投手でしたね。ヤマヤス投手はホームと広島戦に弱いっていうのもあるんでしょうね。

 森原投手はオープン戦では安定していませんでしたが、開幕戦では安定の三者凡退。ヤマヤス投手はオープン戦ではチェンジアップを投げていましたが、本日の登板では封印してました。で、いつもの通りランナーを出しつつなんとか抑えるようなピッチング。やっぱりオープン戦と公式戦では違うんでしょうね。オープン戦はオープン戦。公式戦は公式戦。

 まあ、それはそれとして。

 今後もこのダブルストッパー体制でいくんでしょうかね。苦手意識や状態次第でどちらかを登板させるっていう感じ? ぜいたくですね。もしかしたらこのダブルストッパー体制は相手ベンチを惑わせるかもしれませんね。

 あと、ストッパーをあえて決めきらないっていうのは、スタンダードな采配をふりがちな三浦監督にしては、フレキシブルだなあという感想を抱きました。

 とにかく、今季は面白そうな”やきう”をしそうだなあ。

 

【2024年4月2日阪神

横401000000|5

神100000110|3

阪神甲子園球場(ビジター)

De5-3阪神

勝利投手  ジャクソン (1勝0敗0S)

セーブ 山﨑 (0勝0敗1S)