ベイスターズさんの1点ビハインドのリリーフ問題

 開幕2連勝をあげて3戦目。昨季苦手としていた広島戦なので、できればもう一つ取りたいですね。

 先発は大貫投手。立ち上がりはあまりよくなかったのかな。2回表に先制してからの先頭四球で内野ゴロ間の1失点。よくないですねえ。3回表には田中広輔選手相手に初球の甘く入ったストレートをスタンドに運ばれて2失点目。中盤以降はツーシームカットボールといった横の揺さぶりとスプリットも効いた大貫投手らしいピッチングが見られたんでね。多分、序盤は緊張していたんでしょう。今年はやってくれそうな気はしました。

 試合は終盤まで1点ビハインドの投手戦となりましたが、リリーフの上茶谷投手が8回表に先頭の野間選手をセンター前のヒットで出塁させてしまうと、そこからバタバタとしてしまい、守備の暴投2つで気付いたら3失点。途中までは均衡した好ゲームだったのですが、自滅してしまったような試合でした。

■中盤と1,2点ビハインドのリリーフの大切さ

 度会選手の入団やオースティン選手の復活で打線に厚みが出てきて、先発陣も新戦力のジャクソン投手や中川颯投手が加入して、安定感が増していました。

 今のベイスターズさんの課題はリリーフだと思うんですよね。試合がもつれて中盤から終盤をきっちり抑えられる投手がどれだけいるか。そしてこの立場の投手たちが勝負を左右すると言っても過言ではないと思うのです。

 本日はその位置を担う一員の上茶谷投手が打たれてしまいました。石川達也投手はよかったですけどね。またシーズン序盤なので、今後どうなるかわかりませんが、ここをどうにかして整備していってほしいなと思います。

 いやあ、やっぱり左のリリーフが1枚足りないと思うんだよなあ。上茶谷投手のところ、左打者が続いていたもんなあ。

 

【2024年3月31日対広島戦

広011000030|5

横100000000|1

横浜スタジアム(ホーム)

De1-5広島

敗戦投手 大貫 (0勝1敗0S)