8回セットアッパー石田健大のお気持ち問題

 本拠地開幕戦です。本日こそは勝ちたいですね。 

  先発の大貫投手はうまく散らすピッチングで好投しました。ところどころ甘い球もあったのですが、インコースを気持ちで攻めたピッチングが功を奏しました。7回1失点。特にストレートに力があってよかったです。ストレートがいいと、多彩な変化球が活きますね。

 打線は1番の桑原選手が4安打の大活躍。中軸で返す流れができていました。先制、中押し、ダメ押しと試合後半までいい流れができました。

 しかし、8回の石田投手が乱調、そのリリーフに回ったヤマヤス投手も打たれて逆転負け。悔しい試合となってしまいました。

 ■クロスファイヤーが決まらなかった巨人戦から引きずっている石田投手

 本日の敗因は8回のリリーフ陣。石田投手はストライクとボールがわかりやすい。ヤマヤス投手は高めにボールが浮いてしまう。気持ちが先走ったピッチングのように見えました。初回から試合の流れを制していたベイスターズさんでしたが、一気に流れを渡してしまいました。

 石田投手は3月28日の巨人戦でウィーラー選手に投げたクロスファイヤーを2球、ボールにされたのがひきずっているのかな。あれ、厳しいところを突いたいいボールだったのになあ。さらに梶谷選手にうまく打たれて1点リードを同点にされてしまったのも精神的なダメージが大きく受けてしまったのかもしれません。

 「やられたらやりかえせ」の精神で、本日の試合はなんとか抑えきってほしかったのですが、残念でした。抑えようという気持ちが大きすぎて、自分のピッチングができなくなってしまったように見えました。投手は心理的な問題が結果に反映されやすいのだと思います。特にリリーフ投手はね。

 石田投手は一旦、時間をおいて配置転換した方がいいかもしれないなあ。いいボールを投げる投手であるだけに、この程度のことでつぶれないでほしい。

 とにかく本日の試合は勝ちたかった。でも、投手陣も野手陣も焦らないでほしいです。焦りは禁物。この4試合、いい面も出ているので、自分たちの”やきう”を貫いていけば勝ちは拾えるはずだと思います。

 

【2021年3月30日対ヤクルト戦】

ヤ000000140|5

横201000100|4

横浜スタジアム(ホーム)

De4-5ヤクルト

敗戦投手 山﨑 (0勝1敗0S)