CS出場を決めて、残るは2位争い。本日は神宮ヤクルト戦です。
先発は今永投手。立ち上がりは甘く入って2失点。2回以降は高めのストレートを巧く利用してアウトを積み重ねます。ただ、やや腕が横振りになっているのが気になりますね。ここ数日はいいときの今永投手に近づけられないというもどかしさを感じますね。それでも6回2失点でまとめてくるのは、ある種の地肩の強さというか、投球術で乗り越してるというかね。
打線は相手先発のサイスニード投手の高めのストレートに惑わされて、なかなか打ち込めず。交代した石山投手からエラーがらみで2点を取り返します。さらに9回表には田口投手からソト選手が2ラン本塁打を放ち勝ち越し。最後はウェンデルケン投手が三凡で斬って落として、神宮ヤクルト最終戦を勝利で飾りました。
■低めの方がバットを出しやすくなったソト選手
9回表、1死2塁。打席に立ったソト選手は高めを責められて追い込まれます。1-2カウントで相手の田口投手が放ったのはインローのストレート。ソト選手は素直にバットを出して、センターバックスクリーンにたたき込みました。
本塁打王を獲ったベイスターズ初年、2年目は高めに強かった印象のあるソト選手ですが、今季はどちらかというと高めに釣られて、低めをうまく拾っているように感じられます。年齢的にバットの出が遅くなったけど、リーチがある分、低めの方が手が出やすいという感じなのかなと思っています。
本日、ソト選手は決勝打となる値千金の2ランを放ちました。まだ衰えを理由にしてほしくないなあ。だって、ほぼ首位打者確定している宮﨑選手と同い年じゃないですか。もう一花咲かせてほしいなあ。
【2023年9月30日対ヤクルト戦】
横000000202|4
ヤ200000000|2
明治神宮野球場(ビジター)
De4-2ヤクルト
勝利投手 上茶谷 (5勝3敗0S)
セーブ ウェンデルケン (2勝2敗3S)
本塁打 ソト 14号(9回表2ラン)