桑原将志の長打力問題

 マツダ広島戦。2夜連続のサヨナラ負けを食らってからの3戦目です。

 先発は東投手。今季の東投手の安定感は素晴らしいですね。ストレートは145km前後ですが、伸びもあって決め球にも使えます。カットボール、スライダー、チェンジアップといった変化球も精度が高く、なによりコントロールが抜群でした。甘く入った初球ストレートを末包選手にセンターバックスクリーン近くに放り込まれた1失点のみの完投です。

 試合は投手戦となりました。打線はソト選手の犠飛で先制。桑原選手の2打席連続のソロ本塁打も飛び出しました。これで連敗ストップです。本日の試合は東投手の緩急につきるかなと思いました。低めの変化球をうまく拾うカープ打線ですが、ブレーキの利いた変化球にあってなかったですね。投手はコントロールも大事ですが、打たれないためにはストレートも変化球もキレが大事なんだなあと思いました。

■しばらく本塁打が出なかった桑原選手

 本日の試合では桑原選手が本塁打2本。2日前も本塁打を放ち、このカードで3本の本塁打を放ってます。

 7月25日以来、しばらく本塁打が出なかった桑原選手ですが、今カードの3本はバットがすんなり出ていたように感じました。本日2本目の本塁打は高めの難しいところですが、反応で打っているというか、気付いたらバットが出てたみたいな打ち方に見えました。

 今季7本目の本塁打となった桑原選手ですが、気付いたらもう30歳。まだまだ老け込まずにパンチ力のあるバッティングで、チームを勝利に導いてほしいですね。

【2023年9月7日対広島戦

横010001010|3

広001000000|1

マツダスタジアム(ビジター)

De3-1広島

勝利投手  東 (13勝2敗0S)

本塁打 桑原 6号(6回表ソロ) 桑原 7号(8回表ソロ) ※Deのみ