ヤクルト戦の初戦を落とし2戦目です。今カードは2連戦なので、ここをなんとかとってほしいですね。
先発は東投手。立ち上がりは変化球が甘く入り、1失点を喫しましたが、少しずつ落ち着いていきました。6回1失点の好投です。
相手先発の高橋投手もランナーを出しながらなんとか抑えていきます。試合序盤は両チームとも、ランナーを出しながらあと一本が出ません。そこで一本を出したのは牧選手。アウトコースのストレートをレフトスタンドへ一閃。逆転本塁打を放ちます。
なかなか打点をあげられなかった牧選手に一本が出たのはよかったですね。ただ、アウトコースはね。バット出たところが芯ですから。まだ本調子とは言い切れないような気がします。インコースを思いっきり引っ張ってレフトスタンドに運ぶ姿を見られるようになるまで待ちましょう。
試合中盤になると6回表に山本選手のタイムリー3ベース。7回表に宮崎選手のソロ本塁打で点差を3点に引き離すも、7回裏に無死満塁のピンチに。しかし、エスコバー投手がホームゲッツーと三振で無失点に抑えてくれました。
これで一気にベイスターズペース。8回表に楠本選手が2点タイムリーで試合を決めました。これでベイスターズさんはヤクルトさんカードのサイスニード・高橋両投手で1勝1敗。昨年はカモにされていたチームなので、1発目のカードとしてはまあ、上々の結果だったのではないかと思います。
■低めさえ丁寧に投げておけばとりあえず長打は出づらい
本日の東投手は立ち上がりこそ、あまりよくなかったものの中盤から尻上がりによくなっていきましたね。変化球も低めに集まっていくようになりました。
ストレートは147km前後というところでしょうか。速くはないですが、ストレートをしっかりと使っていくことによって低めの変化球が活きてきます。序盤は低めのボールになる変化球を見極められてましたが、逆転したことによって相手に焦りも生まれて、ボールになる変化球にも手を出してくれるようになりました。低めに丁寧に投げていけば、自ずと結果が出てくる好例のような試合だったと思いました。
今年の東投手はよさそうですね。オープン戦はそれほどいいようには見えませんでしたが、開幕に合わせてきました。本日は中5日でしたがナイスピッチング。TJ明けなので、無理はせずになんとか1年、働き通してほしいなと思います。
横００２００１１２０|６
ヤ１００００００００|１
明治神宮野球場（ビジター）
De６-１ヤクルト
勝利投手 東(2勝0敗0S)
本塁打 牧1号(3回表2ラン) 宮﨑 4号(7回表ソロ)
