ベイスターズさん、今季のヤクルト戦も苦戦か問題

 さて、今週はヤクルト戦、阪神戦と大事なカードが続きます。まずは昨季9勝16敗と大いにやられたヤクルト戦です。苦手意識を作らないうちに叩きたいですね。

 先発は濵口投手。立ち上がりはストレート主体のピッチングでポンポンと2アウトを取りますが、そのストレートを狙われて4連打で初回3失点です。これで配球の組み立てが一気に崩れたのか2回にも1失点。3回、4回と落ち着いてきたものの、5回に無死満塁のピンチを作ってしまって降板です。

 打線は桑原選手のソロ本塁打犠飛、大田選手のソロ本塁打で3点を返すものの、3点ビハインドのままで敗退です。

 打線的には初回3失点後、桑原選手がソロ本塁打を放ち、2死2,3塁のチャンスを作りましたが、佐野選手が凡退。若いカウントで甘めのストレートがあったんですけどね。あそこでもう1点入れられなかったのも敗因の一つだったかなと思います。

■抜け目のないヤクルト野球

 2回表の1死1,3塁で、打者濵口投手がバントの構え。サードランナーは関根選手。おわかりですね。巨人戦3戦目の場面に似てますね。東投手がサードにバントをしている間に関根選手がホームイン。ヤクルトさんはこの場面でブルドッグシフトを引いてきました。

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 濵口投手がバントを決めると、サード村上選手はしっかりと関根選手を一瞥してからファーストに送球。ヤクルトバッテリーは2死2,3塁で佐野選手をしっかりと仕留めました。

 初回も濵口投手がストレート主体だとわかると、ヤクルト打線はすぐにストレート仁的を絞って連打を決めてきました。また、リリーフ陣も”流れ”に変化が生じた瞬間に、リリーフを投入してきました。隙がないですね。

 今季もヤクルト戦に苦戦しそうだなと思わせた初戦でしたが、ベイスターズさんとしてはなんとか突破口を見つけてほしいですね。

 

【2023年4月11日対ヤクルト戦】

横010001001|3

ヤ31002000× |6  

明治神宮野球場(ビジター)

De3-6ヤクルト

敗戦投手 濵口 (0勝2敗0S)

本塁打 桑原 1号(2回表ソロ) 大田 1号(9回表ソロ)
※Deのみ