今永昇太の悪いなりに抑えられるか問題

 神宮ヤクルト戦2戦目です。連勝をしたいですね。

 先発は今永投手。立ち上がりは悪くなかったものの、2回裏先頭の村上選手に本塁打を打たれてからリズムを崩したという感じでしょうか。試合後の三浦監督のコメントでは「ストレートがよくなかった」という話でしたが、変化球の精度も悪かったように感じました。

 2回裏の村上選手へはストレートでカウントを取って追い込むものの、ボールになる変化球を振ってくれずに、最後のツーシームがやや中に入って痛打されてしまいました。全体的に明らかにボールだとわかるようなスライダーも多かったように見えました。結果は5回6失点でした。

 試合は2回表の無死1,2塁のチャンスをものにできなかった直後に村上選手の本塁打。一気に”流れ”をヤクルトサイドに持って行かれました。最終回に5点を返す猛攻を見せましたが、追いつかず。7点差を逆転できるくらいの集中力があれば、今後の戦い方に楽しみを持てたのですが、そこまでの力はなかったかあ。でも、佐野選手とソト選手に復調の兆しが見えたのはよかったです。

■久々に打ち込まれる今永投手を見た

 久々に打ち込まれる今永投手を見たような気がします。前回登板の中日戦でも初回4失点というのがありましたが、2回以降は修正していました。今回は、村上選手に打たれてからは全体的によくなかったですね。

 今永投手はストレートがよいときはどこに投げても打たれないくらいのピッチングを見せてくれますね。しかし、悪い時は長打にされてしまいます。

 本日、気になったのは打ち込まれてからカーブを使うようになったところ。もうちょっと早くからカーブを使っていたら、相手打者をもうちょっと惑わせられたのではないか。悪いなりにでももうちょっと失点を抑えられたのではないかと思いました。もう一つ、工夫があればなあという感想を持ちました。

 

【2023年8月16対ヤクルト戦】

横000001005|6

ヤ02103110× |8 

明治神宮野球場(ビジター)

De6-8巨人

敗戦投手  今永 (7勝2敗0S)