そのカウントで打ってくる大田泰示問題

 本日からはスターナイト、ハマスタ中日戦です。

 先発は今永投手。立ち上がりはコースや高さは悪くなかったものの球が悪かったですね。初回に4失点。高橋周平選手の打席ではインハイぎりぎりのボールを詰まりながらライト前に持って行かれてました。本来の今永投手ではあり得ないような場面を見ました。

 しかし、2回以降はしっかりと調子を戻してきましたね。本領発揮といったところでしょうか。この辺が今永投手の凄みというか、地肩の強さというか。結果は6回4失点でした。

 初回に4点差を付けられたベイスターズさんですが、4回裏にはソト選手の2ランと大田選手のソロ弾で一気に1点差に詰め寄ります。5回裏には牧選手のタイムリー3ベースで同点に。7回裏には牧選手と大田選手のタイムリーで逆転。8回裏には佐野選手のタイムリーでダメ押しと理想的な試合展開で、ヤマヤスーウェンデルケンー森原3投手の盤石リレーで勝利を収めました。

 リリーフ陣が安定してきた上に、打線に光明が見えてきたのが大きいですね。ランナーが出ても1点が取れない試合が多かったここ数日ですが、本日はトントンと取りたいところで得点を取れました。久しぶりに”勢い”を感じられましたね。

 ヒロインでも話にあがりましたが、”ベイスターズらしい試合”が増えて、上位チームとの差をどんどん詰めていってほしいなと思います。

■初球や3-0からでも振ってくる大田選手

 本日、1点差に詰める本塁打や貴重な追加点をもぎとった大田選手 。3安打で猛打賞です。2打席目の本塁打は初球。3打席目のヒットは2-0カウント。4打席目は1-2カウントでした。

 これが大田選手の魅力の一つだと思うんですよね。相手投手がストライクを入れたいと思うカウントで打ってくる。3-0カウントでもフルスイングしてきますからね。

 また、プルヒッターに思われがちな大田選手ですけれど、追い込まれたら右方向へも狙い打ちすることもあるんですよね。

 今季前半はいい当たりがあっても結果が伴わず、打席もなかなか与えてもらえないという苦しいシーズン。しかし8月の打率は5割越えです。

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 本日の試合のように、大田選手には”流れ”を引き寄せる仕事を今後もしてもらえるとうれしいなあと思っています。

 

【2023年8月8対中日戦】

中400000000|4

横00031021× |7  

横浜スタジアム(ホーム)

De7-4中日

勝利投手 山﨑 (3勝6敗20S)

本塁打 ソト 7号(4回裏2ラン) 大田 2号(4回裏ソロ)