マツダ広島戦2戦目です。一気に連勝してほしいところですが。
先発は濵口投手。立ち上がりが悪く、初回、2回裏と1失点ずつ。しかし3回以降はテンポ良く投げ込み、6回2失点という結果です。久々の1軍登板であることを考えれば上々のピッチングだったのではないでしょうか。
打線は11安打を放つも2得点のみ。4回表には3連打で無死満塁のチャンスを作るも、その回の得点は1点のみ。当たりが良すぎて外野手の正面になる運の悪さはあるものの、打球が上がらない、足が遅いなど各駅停車になってしまう、ベイスターズ打線の弱点が露呈してしまったように見えました。
試合は8回裏に入江投手が2死から2失点を喫してしまい、9回裏には梶原選手がタイムリーツーベースを放つもその後が続かず。逆転の機会を何度も伺ってはいるものの、得点を取り切れない。惜しい試合となってしまいました。
■濵口投手復活のカギは指先の感覚にあるのではないか
本日先発の濵口投手は6月以来の登板です。2軍では腕を横振りにしたようなピッチングも見られましたが、本日は本来のフォームに戻しているように見えました。
初回と2回は思うようにコントロールができず、ストレートが高めに入っていました。3回以降は低めにストライクが決まるようになり、いいときの濵口投手が戻ってきたように感じました。
濵口投手というと、伝家の宝刀チェンジアップが決め手。どのチームもこのチェンジアップへの意識が強いようですが、打とうとしても打てない。それが濵口投手のチェンジアップです。説明になっていませんが。
配球はチェンジアップを意識させるだけで、他の球種のストレートやスライダーもタイミングが合わずに凡打にさせられる。これが濵口投手の真骨頂となるのではないでしょうか。
しかし、初回と2回はストレートが高めに入り痛打されてしました。これはもう、指先の感覚だけじゃないですかね。しっかりと指先からボールに力を加えられれば、コントロールもよくなるはず。本日のストレートは145kmは出ていたので、3回以降のようなピッチングができれば、濵口投手はきっと復活ができるはずだと思っています。
【2023年8月2日対広島戦】
横000100001|2
広11000002× |4
マツダスタジアム(ビジター)
De2-4広島
敗戦投手 濵口 (0勝5敗0S)