ベイスターズさん、チーム状態の底を脱したか問題

 さて、神宮ヤクルト3連戦です。乱打戦になりやすい球場なので、この3連戦で打線の調子を戻せるといいですね。

 先発は東投手。しばしば逆球が見られるのが気になりました。その甘く入った球を狙われて、古賀選手にソロ本塁打を打たれ、青木選手に逆転3ランを喫してしまいました。結果は5回1/3を投げて4失点。ランナーを出しながらも粘りのピッチングを見せていましたが、残念な結果になってしまいました。丁寧に投げようとしているようには見えましたが、なかなか難しいですね。”やきう”って。1試合約120球前後の球数のなかで、その1球2球で試合を決めてしまうことがあるんですもんね。

 打線はやや調子を戻してきた感がありますね。1、2番とクリーンアップにそれぞれいい当たりのヒットが出ました。試合も逆転に次ぐ逆転。最後は森原投手が締めて、カード初戦勝利を収めました。

 終盤逆転勝利は久しぶりではないでしょうか。チームとしても”勢い”に乗りやすい勝ち方でした。この試合をきっかけに、投手も野手も変に硬くなりすぎず、消極的にならず、どんどん勝負していってほしいなと思いました。投手は逃げずにストライク先行で、野手は打てそうな球であれば初球からでも打ってほしい。走れるところはどんどん走ってほしい。ベイスターズさんの”やきう”ってやっぱり”勢い”が魅力じゃないですか。その”勢い”は、優勝するための必要なピースなのではないかなと私は思っています。

 

【2023年7月28日対ヤクルト戦

横002100020|5

ヤ010003000|4

明治神宮野球場(ビジター)

De5-4ヤクルト

勝利投手  山﨑 (1勝6敗20S)

セーブ  森原 (2勝0敗2S)
本塁打 宮﨑 15号(3回表2ラン)※Deのみ