ベイスターズさん、天王山甲子園の空気に飲まれる問題

 前日に1敗し、天王山甲子園2戦目です。本日は勝ちたい試合ですね。

 先発はバウアー投手。立ち上がりは相手打者インハイをストレートで攻めるピッチングで、中盤からは変化球の分量を少しずつ増やしていきました。中盤に大山選手とノイジー選手のタイムリーで2失点。8回には森下選手の2ラン被弾で2失点。7回1/3で4失点という結果です。終盤は甲子園の雰囲気に飲まれましたかね。

 打線は牧選手のタイムリーと2ラン、ソト選手のソロ弾で中盤までに4得点。7回までは2点リードで試合は進みますが、森下選手の2ランで同点。9回裏はウェンデルケン投手が四球2つとバント処理失敗で満塁として、森下選手の犠飛でサヨナラ負けを喫してしまいました。

 試合の”流れ”としては阪神期待のルーキー、森下選手に2ラン被弾がフリとなってしまいました。甲子園球場阪神ファンの期待感が高まり、9回裏のサヨナラの場面で森下選手が打席に立つという最悪のシーンができあがってしまいましたね。ウェンデルケン投手も本日はいつもの投球ができていませんでした。

 甲子園球場は独特ですよね。ホームハマスタでは感情を出すことでチーム全体の雰囲気に影響が出るんですけど、甲子園では昔の久保康友投手みたいに淡々と投げていくピッチャーの方が、ベイスターズさん的には向いてるのかなとなんとなく思いました。

 

【2023年7月12日阪神

横110020000|4

神000200021×|5

阪神甲子園球場(ビジター)

De4-5×阪神

敗戦投手 ウェンデルケン (1勝2敗0S)

本塁打 ソト 6号(2回表ソロ) 牧 15号(5回表2ラン) ※Deのみ