シーズンで残されたのは3位争いです。最後の戦い8連戦中2戦目となる甲子園阪神戦です。
先発は吉野投手。立ち上がりから飛ばしていって6回無被安打無失点。抜け球はいくつかあったものの、コントロールに大きな乱れがありませんでした。
打線はヒットが出てもなかなかホームまで返せないようなイニングを繰り返し、やっとのことで6回に宮﨑選手の打ち直し2ランで先制。この得点が決勝点となりました。
リリーフは伊勢ー佐々木千隼ー森原という3投手のリレー。ウィック投手が肉離れで戦列離脱し、ウェンデルケン投手はなかなか調子が上がらない。今のところこの3投手が試合終盤を担うことになりそうですね。本日の森原投手はちょっと不安定でしたが。
完封リレーでとりあえず甲子園シーズン最終戦は勝利で終えました。
■全てがよかった吉野投手
本日、ノーヒットピッチングを披露した吉野投手。多少、抜け球があって四死球を出すことはありましたが、乱れることなく、アウトを積み重ねました。
本日の吉野投手は左打者のアウトコースにカットボールを放って見逃しを取り、ストレートでファールを取り、フォークで空振りを取る。肩の力が抜けていて、見事なピッチングだったと思います。特に本日は、調子が良かったのではないでしょうか。
時々抜け球はありますがフォームが安定しているように感じます。指先周りの感覚さえ抑えておけばコントロールは安定しそう。ストレートも変化球もうまく使いこなせれば、勝てる投手になるんじゃないかなと思いました。来季が楽しみな投手です。
横000002000|2
神000000000|0
阪神甲子園球場(ビジター)
De2-0阪神
勝利投手 吉野 (3勝2敗0S)
セーブ 森原 (2勝6敗28S)
本塁打 宮﨑 14号(6回表2ラン)4位から2ゲーム差