ベイスターズさん4連勝中です。本拠地で15連勝。この勢いをどこまで続けられるでしょうか。
先発は石田投手。立ち上がりは失点したものの2回以降は立ち直り、6回1/3で1失点。ストレート・カットボールとカーブ・スライダーと緩急をうまく利用したピッチングでした。
打線は初回に牧選手の2ランで逆転。宮﨑選手のソロ本塁打で追加点。さらに5回表には楠本選手と佐野選手のタイムリーで突き放します。
しかし2番手平田投手と入江投手がつかまり、同点にされてしまいます。ただ、エスコバー投手と伊勢投手がベンチ外だったなか、平田・入江両投手が逆転されずに粘りながらなんとかアウトを重ねていたことがよかったと思います。打たれたのはもうしょうがない。大事なのはその後に自滅しないこと。これができるリリーフ陣が今のベイスターズさんの強さを支えているような気がします。
すると、延長8回裏に代打伊藤光選手が値千金のタイムリー。リリーフ陣容が厳しい中、大きな1点となりました。
最後はヤマヤス投手。相手中村選手のヒット、盗塁、悪送球で1死3塁という大ピンチを迎えてしまいましたが、サードゴロ補殺、三振でなんとか切り抜けて5連勝です。本拠地16連勝。毎試合、すごい好ゲームが続いています。
■ベンチをあたためることの多かったベテラン伊藤選手
昨季終盤に右肩のクリーニング手術を受け、4月には左足の張り、5月にはコロナ陽性と調整が遅れ、1軍昇格したのは6月21日だった伊藤選手。今季は同じポジションの嶺井選手の調子がいいこともあって、ベンチを温めることが多いですね。
活躍の場が少ない中、今季はファーストスタメンを守ったりと、使われ方としては不本意だったかもしれませんが、本日は最後の最後で打と守のヒーローとなりました。
伊藤選手はバッティングにも定評があるので、代打としてもベンチにおいておきたい存在ですよね。伊藤選手は捕手としてベイスターズに来た選手ですが、その辺は首脳陣と話をしながら、役割を見つけて欲しいなと思います。
先日、オースティン選手がコロナ陽性となったことで大事なところで出したい代打、相手バッテリーを怖がらせる代打が今、伊藤選手しかいないんですよね。なんとか今の役割を全うして、ベテランとして、若いベイスターズを支えていってほしいなと思います。
【2022年8月20日対広島戦】
広100000310|5
横30002001 ×|6
横浜スタジアム(ホーム)
De5-6広島
勝利投手 入江 (3勝0敗0S)
セーブ 山﨑 (0勝2敗28S)
本塁打 牧 19号(1回裏2ラン) 宮﨑 8号(1回裏ソロ) ※Deのみ
首位と5ゲーム差