1番関根大気、2番桑原将志問題

 本日からはハマスタで日ハム、ロッテと6連戦です。ここで勢いづけたいですね。

 本日の先発は今永投手。ストレートは150kmを超えてきますが、コントロールはちょっと荒めでした。2回表には無死満塁のピンチを迎えるなど、ランナーを出してもなんとか踏ん張るようなピッチング。ストレートと変化球をうまく織り交ぜた配球が功を奏したのでしょうか。高めのストレートもヒットにされる場面もあったので、ストレート自体の出力もあまり良くなかったのかもしれません。それでも7回2失点という結果。悪いながらもまずまずの結果にもちこめるのはさすがエースですね。

 打線は下位打線から上位打線の連打が決まって計5得点です。本日は1番関根選手、2番桑原選手という打順。この2人だけで5打点です。この打順がうまくハマりましたね。

 試合は日ハム打線がおいすがるも、8回伊勢投手、9回ヤマヤス投手で逃げ切り。快勝でございました。

 

■1番関根2番桑原に98年の1番タクロー2番波留味を感じる 

 交流戦前後あたりに桑原選手は1番に座ることになるのではないかと私は予想していたのですが、2番に入りましたね。本日はこの打順がうまくハマりました。

 関根選手、桑原選手ともに打率3割越えの好成績。関根選手は右投手はスクエア、左投手にはオープンスタンスという工夫をこらしつつ、ヘッドを返さず変化球にうまく合わせるようなバッティングで率を残しています。桑原選手はなかなか得点圏打率が上がってきませんが、左右に打ち分けるバッティングで打率は急上昇中です。

 この打順。個人的には98年の1番タクロー2番波留味を感じるんですよね。タクローさんはオープンスタンス気味で、変化球を押っつけてショートの頭を越すようなバッティング。波留さんは桑原選手とバッティングフォームが似ていてコック気味に打つんですよね。

 どちらかというと関根選手やタクローさんの方が器用そうに見られがちなのですが、なぜか1番。96年97年ころは波留さんが1番に座って2番にタクローさんが入ることが多かったですね。このあたりもなんか似ている。98年の波留さんはタクローさんと独自にサインを交換しながらエンドランなども決めてたそうですね。そういえば、今季の桑原選手はエンドランをよく決めているんですよ。

 もしかしたら三浦監督含めて、石井コーチや鈴木コーチは自分たちが作り上げたマシンガン打線を彼ら2人に重ね合わせているんじゃないかな。知らんけど。

 1番関根選手、2番桑原選手。もしかしたらシーズン最後までこれ、固定させるかもしれませんね。

 

【2023年6月13対日ハム戦

日000010110|3

横02020100× |5  

横浜スタジアム(ホーム)

De5-3日本ハム

勝利投手    今永 (4勝1敗0S)

セーブ 山﨑 (0勝3敗16S)