本日からは甲子園での首位攻防戦です。現在、連敗中のベイスターズさんですが、立て直すことができるでしょうか。
先発は今永投手と阪神・青柳投手の両エース対決。ですが、序盤から両投手とも荒れ気味でしたね。ベイスターズさんは、ここ数日調子の上がらない青柳投手の立ち上がりを攻めて初回に神里選手のタイムリーで1得点。初回、2回もそうなんですが、ランナーを出しても、もう1点が取れなかったのが痛かったなと思います。
対して、阪神打線は2回裏に青柳投手のタイムリー2ベースで逆転。レフト関根選手がフライを見失ってもう1失点、さらに中野選手のタイムリーで3点のリードを許します。3回裏も佐藤選手に被弾されてしまいます。
3点リードとなった青柳投手はらしいピッチングでアウトを積み重ねていきますが、ビハインドとなった今永投手は苦しいピッチングが続きます。立ち上がりからストレートが定まらず、変化球が甘めに入ってしまう。ストレートに力はあるもののコントロールがあまりよくなかったように見えました。立ち直った青柳投手とは対照的に、今永投手は悪いまま降板することとなってしまいました。
今永投手が降板した6回裏も2死からエラーでランナーを出して、ヒットと振り逃げで失点を許してしまいます。エラーがらみは失点につながりやすいですね。
試合は青柳投手が疲れてきた8回に2点取りますが、それまで。2位阪神とゲーム差1に縮められる敗戦となりました。
ベイスターズさん。デーゲームの多いゴールデンウィーク、新潟、横浜、甲子園と移動も多く疲れがたまってきているころだと思いますが、本日で3連敗です。悪い流れを引きずらないようにしてほしいですね。
■悪いときは大体悪い方を選択する
連敗の後は連勝がある。連勝のあとは連敗があるとよく言われますが、ベイスターズさんは調子のよかった時期が終わり、悪い面が一気に出てますね。
打者陣は調子を落とすと、早く打ちたいがためにストライクゾーンを広くし、ボール球も振ってしまう。投手はストライクをほしがり、中にボールが入ってしまう。守備陣は体が固くなってしまい、柔らかいハンドリングができなくなってエラーをしてしまう。
特効薬は勝つことしかないと思うんですよ。連敗が続くと流れも悪い方へ悪い方へいきがちです。ひとつひとつ、それぞれが自分らしいプレーを続けていくうちに、どこかで勝機は舞い込んでくるはず。本日も、序盤の大量失点がなければ逆転の目はあったと思います。
連敗が続いているベイスターズさん。疲れもたまっているかと思いますが、今は踏ん張りどころだと思います。切り替えて、明日向けて準備していってほしいと思います。
横１００００００２０|３
神０４１００１００× |６
阪神甲子園球場（ビジター）
De３-６阪神
敗戦投手 今永 (2勝1敗0S)
