ベイスターズさん、2023年の対阪神戦は大丈夫か問題

 開幕2連敗で3戦目です。3連敗は免れたいですね。

 先発はストレート自体はあまり速くないですが、低めの変化球でかわしながらアウトを重ねていくピッチングが身上の笠原投手。立ち上がりはなんとかしのでいったものの、3回裏に連打を食らって3失点。打順が一巡して見慣れてしまったのでしょうか。低めの変化球を見逃されて、ボール先行になって、ストレートが甘めに入って徐々にアップアップになってしまったという印象です。

 4回裏にはリリーフの上茶谷投手が押し出しで1失点。7回表に大和選手と宮崎選手のタイムリーで追い上げるも、8回裏にエスコバー投手が代打原口選手にダメ押し2ランを打たれて敗北。開幕3連敗を喫してしまいました。

■元々投手力のいい阪神さん、さらに打線がよくなる

 今回の開幕カードは初戦の青柳投手に左打者を並べるも、強いストレートと逃げるツーシームで凡打を重ねてしまいました。3戦目の才木投手にはストレートで押し込まれてフォークでかわされました。この2投手は打てる球が少なかったように感じます。チャンスがあったのは2戦目の秋山投手でしたかね。あの試合で逃げ切れなかったのが、本日の試合に引きずってしまったように感じました。

 本日の試合では、7回裏に4-1の3点ビハインド2死1,2塁で宮崎選手が左中間を抜ける打球を放ちました。しかし、1塁ランナー佐野選手が本塁憤死。ただ、無謀な走塁だったというわけでもなく、この送球でないとアウトにならないというところに投げられたという間一髪のプレイでした。運がないというか、”流れ”を完全に持って行かれたのをまざまざと見せられた場面でした。

 阪神さんは投手陣だけでなく、守備、打撃も向上してますね。打線では6番のルーキー森下選手と粘る8番小幡選手がポイントとなりました。1番から8番まで簡単にアウトをくれる打者が減ったように思えます。今季の阪神戦はちょっと苦戦しそうな気がします。

 

【2023年4月2阪神戦】

横000000200|2

神00310002× |6  

京セラドーム大阪(ビジター)

De2-6阪神

敗戦投手 笠原 (0勝1敗0S)