宮崎敏郎の頼れる男問題

 後半戦初戦は幸先よく1勝。連勝を狙って上位チームに食らいついていって欲しいですね。

 先発は濵口投手。立ち上がりからストレートを狙われていたように感じました。初回、2回表と1失点ずつ。しかし、3回以降は変化球を増やして、的を絞らせないようにしていましたね。特に左打者へのスライダーが効いていました。結果は6回2失点。まだ、投げられそうでしたが、打席に回るときにチャンスが訪れたので代打交代です。

 本日はスタメンファーストに伊藤光選手が入りました。上位打線から下位打線にをつなげるバッティングで役割を果たしていましたね。打線が機能して6回までに5得点。濵口投手の代打に入ったオースティン選手のタイムリーもうれしかったですね。右肘を手術だったので、守備はまだ厳しいのでしょうか。

 試合は伊勢投手が3失点を食らって同点のまま終盤に。伊勢投手は球は悪くなかったと思うのですけど、アウトコースが得意な松山選手と菊池選手に外一辺倒は解せないなというのが私の感想です。

 試合を決めたのは延長11回裏の宮崎選手のサヨナラタイムリーでした。延長10回表は広島・菊池選手がバントを失敗していましたが、11回裏のベイスターズさんは楠本選手がきっちりバントを決めていました。この差が試合を決めたような気がします。

■自身6度目のサヨナラ打

 本日で自身6度目サヨナラ打となった宮崎選手。四球、バント、敬遠、三遊間のヒットとチームでコツコツと貯めたランナーをクリーンヒットで文句なしにしっかりと返す宮崎選手はさすがですね。右方向へのライナー性の当たりは宮崎選手らしい。

 毎年、どこかでスランプになる宮崎選手ですが、今季は安定してますね。4月に右太もも裏の炎症で一旦離脱しましたが、現在打率.318でリーグ4位。首位打者も狙える位置にいます。

 昨年オフに6年契約。もうミスター・ベイスターズと言ってもいいくらいの選手になりました。4番に座るのは牧選手ですが、5番に宮崎選手が座っているからこそ成立しているというか。何度も言うようですが、ベイスターズの打線の軸は宮崎選手だと思うのです。あれほどまでにヒットの打ち方を知っている選手、なかなかいないもの。

 宮崎選手が元気なうちに優勝したいですね。今季もまだチャンスがないわけではないので、狙えるうちは狙ってほしいです。

 

【2022年8月3対広島戦】

広11000030000|5

横12000200001×|6  

横浜スタジアム(ホーム)

De6×-5広島

勝利投手  平田 (3勝2敗0S)