10点差以上の大敗を食らった翌々日のゲームです。年に1回の新潟の試合。大差の負けの後は切り替えやすいっていう話をよく聞きますが、ベイスターズさん、切り替えてくれるかしら。
先発はロメロ投手。ここ数試合、思うような投球ができなかったロメロ投手ですが、本日は尻上がりによくなっていきました。
打線は初回に3得点。相手レフトのウォーカー選手の守備が粗い面もあって、よく取れた3点でした。走塁もよかったですね。試合は楠本選手の好守や牧選手の好送球もあって、締まったゲームになりました。
ロメロ投手は7回1失点。あとは伊勢投手とヤマヤス投手が三凡ずつで2点リードのまま勝利。今まで、なかなか調子の上がらなかった柴田選手や桑原選手にもヒットが出ましたね。怪我人が続出しているなかで、明るい材料の多い試合となりました。
■感情が出過ぎると、力んでストライクが入らないロメロ投手
本日はロメロ投手の好投が光りました。ここ数試合は力んで四球を出して自滅してしまう試合が多かったですが、本日はバックの守備に助けられたこともあって、うまく自身の波に乗ることができたように見えました。
ロメロ投手はカットボール、ツーシーム、チェンジアップと、芯を外して打たせて取る投球が特徴です。逆に悪いときは力んでしまい、四球で自滅することが多い。気持ちで投げている面もあるんでしょうかね。本日は中盤から肩の力が抜けていて、いいボールが増えていったように見えました。
本日は、相手の巨人打線の調子の悪さもあって、打ち損じてくれることもあったと思うんです。自チームの守備に助けられたこともあって、徐々にリズムがよくなっていきました。勝ち投手となって、ヒロインでは「うんちょこ」も披露。本日の試合を機に次回登板は調子を取り戻して、昨季後半のようなピッチングを見せてくれるといいですね。
【2022年5月10日対巨人戦】
巨001000000|1
横30000000× |3
HARD OFF ECOスタジアム新潟(ホーム)
De3-1巨人
勝利投手 ロメロ (3勝3敗0S)
セーブ 山﨑 (0勝1敗4S)