ベイスターズさんのリリーフで勝てた意味問題

 ベイスターズさん、苦手ハマスタ阪神戦です。気にせず、真っ向から戦ってほしいですね。

 本日はロメロ投手が先発。初回から3失点。2回表にはサトテル選手に被弾。2回4失点で降板です。不運な当たりがあったり、厳しいところを攻めて四球を連発するなど、評価の難しいマウンドでしたが、2回で4失点は厳しいですね。

 打線は2回裏に田中俊太選手の内野安打タイムリーで1点、代打宮本選手の内野ゴロの間の1点と着実に点差を縮め、4回裏には大和選手、藤田選手のタイムリーで同点に。5回裏には宮崎選手のタイムリーで逆転に持ち込みました。

 リリーフ陣はロメロ投手以降、宮国-タナケン-入江-エスコバー-伊勢-三嶋の6投手がランナーを出しつつも無失点に抑え、僅差で勝利。先日のヤクルト戦ではリリーフで負けてしまいましたが、その分を阪神戦でやり返しましたね。

 ただ、最終回に宮崎選手がケガで退場。左ハムストリングを痛めたそうですが、心配ですね。ベイスターズ打線は宮崎選手が軸になっていた面もあったので、長期離脱となると、ちょっと厳しいなあ。

■リリーフ陣の自信になれば

 昨季はリリーフ陣が打たれて逆転負けを喫することが多かったですね。「ここは抑えてほしい」という場面でことごとく打たれてしまうことで、自チームのリリーフ陣の自信も失いかけていました。また、「ベイのリリーフなら打てる」と相手チームに自信を植え付けてしまいました。

 今季も神宮でサヨナラ負けを食らってしまったり、17日にはハマスタヤクルト戦で4点リードをひっくり返されてしまうなど、ベイスターズリリーフ陣にとっては厳しい戦いが続いていました。

 そういった意味では、本日の試合はベイスターズリリーフ陣にとっても大きな勝利だと思います。こういった試合を一つ一つ取っていくことで、リリーフ陣の自信につながるでしょうし、相手チームへのプレッシャーもかけていけるんじゃないでしょうか。

 ”やきう”って長期にわたる心理戦だと思うんですよね。年間143試合も行うわけですから。少しずつでもこういった僅差のゲームを勝ち取れるようになっていけるといいなと思います。バーで見てたら、ベイファンのマスターが「今日は強いチームの勝ち方ですね」って言ってました。

 

【2022年4月19日阪神戦】

神310000000|4

横02021000× |5  

横浜スタジアム(ホーム)

De5-4ヤクルト

勝利投手 田中健 (1勝0敗0S)