2021年ベイスターズさんの今季楽しみだった選手問題~投手編~

 宮崎選手が6年契約で残留を決めましたね。FA流出が続いていたベイスターズさんにとっては大きな契約だと思います。チームの根幹を成す選手がチームに居続ける。この当たり前のようなことができなかったベイスターズさん。チーム作りの第一歩をやっと踏み出せたような気がします。

 今季リーグ最下位と苦渋をなめたベイスターズさん。チームの転換期ということもあり、私は開幕前に期待の若手選手をあげていたのですが、今季はどのような結果に終わったのか。一旦、総括してみたいと思います。1回目は投手編です。

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▼京山将弥

 2勝7敗 防御率4.97

 数字はあまりよくありませんが、投球回数76はキャリアハイ。1年を通じてローテーションを守り切ったとは言い切れませんが、落ち着いて低めに丁寧に投げていく場面を見ることができました。中盤に打ち込まれるシーンも見られ、課題も明らかになってきました。今季は飛躍するためのしゃがみ込みだったと思いたいですね。

 

▼中川虎大

 0勝1敗 防御率6.49

 今季は1軍でQSを達成。しかし初勝利には至りませんでした。2軍ではリリーフとしての登板が多いようですね。リリーフに転向するのでしょうか。馬力はありますが、コントロールにまだ難がありそうなので、フォームをしっかり固めて、1軍で活躍する姿を待ちましょう。

 

池谷蒼大

 0勝0敗 防御率0.00

 開幕から1軍入りした社会人ルーキーの変則中継ぎ左腕。4月10日の阪神戦で3盗塁を許したことから2軍落ちしました。クイックが課題ですね。ボール自体は悪くないので、来季ははいあがってきてほしいです。

 

 若手投手の中では阪口投手がプロ初勝利をあげましたが、シーズン終盤にクリーニング手術。特に投手陣はケガ人が多かったシーズンだったので、若手投手にとってはチャンスだったんですけどね。まだまだ実力不足。しっかり力を蓄えて、来季に勝負をかけてほしいと思います。力があれば、必ず起用されますから。