ベイスターズさん、今季の楽しみ問題~投手編~

 春季キャンプも本日で最終日を迎え、対外試合が増えてきました。本日の対巨人戦では、ソト選手、オースティン選手を除いたほぼベストメンバーで臨みました。今のところ対外試合ではあまり勝てないですね。メンバー的にも今年は厳しいシーズンになりそうです。それでも何とか上位チームに食らいついていってほしいと思います。

  三浦監督は”得点力のアップ”を課題としていましたが、ソト選手、オースティン選手が開幕に間に合わないとなると、どうしても攻撃力が落ちてしまいます。そうなると守備力、投手力ががぜん重要視されてくるんじゃないでしょうか。

 ベイスターズ投手の今季新戦力はドラフトを除くと風張投手のみ。若手投手の底上げが急務ですね。

 ここで、個人的に期待したい将来有望な若手3投手をあげたいと思います。

 

▼京山将弥(先発)

 2年目の2018年に6勝6敗をあげるも、19年20年と長いこと2軍暮らしを送ってしまいました。今年高卒5年目。年々体が大きくなっていっているのがわかりますね。

 肩甲骨が柔らかく、しなやかなフォームが特徴。150㎞前後のストレートと制球力が武器です。フォームがあまり崩れないですね。昔のベイスターズでいうと川村丈夫投手みたいな感じになってくれるとうれしいなあと思います。

 川村投手は球持ちのよさに特長のある投手でした。京山投手もいい方じゃないですかね。二桁とは言わないものの、先発ローテを1年務め上げることを目標に、一つ一つの試合を川村投手のように粘り強く投げ切ってほしいなあ。今年は勝負の年だと思います。我慢の投球がどれだけできるかが見どころだと思ってます。

 

▼中川虎大(先発)

 今年4年目。育成入団で19年に支配下。19年にはファームで2冠に輝きました。この投手はとにかく投げっぷりがいいですよね。ダイナミックなフォームからは「打てるもんなら打ってみろ」的な気持ちを感じさせます。自信なさそうな投手よりも、自信持って投げている投手の方が、ファンから見ても、チームから見ても応援したくなるというか、打たれても悪い”気”が残らない感じがあります。そういう”気”の部分を買いたいです。

 昨年までは消化試合での1軍昇格が多かったですが、今季はチャンスが増えそうな気がします。その投げっぷりを堪能したいですね。

 

▼池谷蒼大(中継ぎ)

 ドラフト5位のノンプロ出身1年目投手。今季練習試合でも何試合か登板していますね。変則フォームの左腕なので、相手打者は打ちづらい投手なのではないでしょうか。荒れ球なのが玉に瑕。ベイスターズさんにとって中継ぎ左腕は貴重です。モップアップから徐々にステップアップしていってほしいです。フォームだけでも覚えて帰ってください。

 

 ほかにも阪口投手や宮城投手など期待したい投手はいるんですけどね。個人的な好みで選びました。今季のチームの浮沈は若手投手にかかっているといっても過言ではないんで、頑張ってほしいなあと思います。