2021年ベイスターズさん、セリーグの悪い流れのゴミ箱みたいな存在になった問題

 ベイスターズさん、ハマスタヤクルト戦です。場合によってはハマスタで高津監督の胴上げもあるかもしれません。

 本日の先発は今永投手。立ち上がりはよかったのですが、先制した後に意識したのでしょうか。球が甘くなって、腕も横から出ているように見えました。まだ、大事なところで勝ちきれないというか。3回5失点。

 その後のリリーフ陣、三上-平田-タナケン-ピープルズ‐ヤマヤス‐伊勢の6選手は皆よかったです。6人で6回、優勝がかかったヤクルトさん相手に1安打無失点でした。

 ただ、打線は元気がなかったですね。2回以外、毎回スコアリングポジションにランナーを進めるも1点しかあげられない。試合の”流れ”というよりも今シーズンの悪い”流れ”が全部出てしまったような試合でした。

 敗戦が決まって最下位決定。中日阪神戦を待って、ヤクルトさんの優勝が決まって胴上げを待ってから本拠地最終戦セレモニー。現地ベイスターズファンのお気持ちをお察しします。寒かったかと思います。風邪をひかないようお気を付けください。

 セレモニーでの三浦監督の言葉も少なかったですね。中畑元監督の熱いスピーチを思い出してしまいました。状況が状況だけにしょうがないか。とりあえずヤクルトさん、優勝おめでとうございます。

■サトテル無安打ストップ、巨人10連敗ストップ、ヤクルトハマスタで優勝胴上げ。セリーグのゴミ箱みたいになった今シーズン 

 今季のベイスターズさんはヤクルト・巨人の対戦成績がダブルスコア。中日だけには勝ち越したものの、ほとんどのチームのカモにされてしまいました。

 カモにされるということは、相手チームに安心感を持たせてしまうということ。精神的優位を持たせてしまうということ。「ベイスターズ相手ならなんとかなる」と思わせてしまうということ。

 今季、阪神サトテル無安打ストップ、巨人10連敗ストップ、ヤクルトハマスタ優勝胴上げを全部ベイスターズさんが背負ってしまったのですが、これも相手チームに精神的優位を与えてしまったからというのも理由の一つにあげられると思うのです。言うなれば”セリーグの悪い流れのゴミ箱みたいな存在”になってしまいました。

 ベイスターズさんはDeNAになって数年かけて、カモにされるチームから脱却しかけたのですが、このままでは、過去のベイスターズさんに舞い戻ってしまいます。

 今オフから来季までの間、フロントは本気で動いて、首脳陣は選手を徹底的にしごいて、やりなおさないとですね。

 今季序盤は最悪な出だしでしたが、交流戦前後は戦えるチームになってきて、後半は若手選手が徐々に台頭してきました。希望の光もうっすらと見え始めているような気がします。なんとか勝てるチームに育ってほしいですね。

 

【2021年10月26対ヤクルト戦】

ヤ014000000|5

横100000000|1  

横浜スタジアム(ホーム)

De1-5ヤクルト

敗戦投手 今永 (5勝5敗0S)