2021年前半戦最下位のベイスターズさん問題【前半戦総括&後半戦展望】

 東京五輪では、日本のメダルラッシュが報道などで伝えられていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。そんな中コロナウイルスの陽性者が日に日に増えているそうです。心配ですね。私事ですが、先週仕事先で会った人が陽性になりました。私自身は濃厚接触者には当たりませんでしたが、より身近な問題と感じられるようになりましたよ。

  そういえばですよ。ちょっと時間が空きましたが、前半戦が終了しましたね。開幕直後は連敗が続き、どうなることやらと思いましたが、5月6月と見事に持ち直しました。それでも前半戦は5位広島と0.5ゲーム差で最下位。未だ厳しい戦いが続いています。

 順位は下にいますが、私個人はやや希望的観測で我がチームを見ています。その理由をいくつかあげてみますね。

 

■勝てる形はできつつある

 開幕当初はリリーフ陣が崩れて逆転負けを食らったり、先発陣が整わなかったりと、攻撃陣が点を取っても勝ちきれず、つまづいてしまったように見えました。負けが続いたことで、勢いがなくなり攻撃陣も点が取れなくなってしまいました。

 来日が遅れていたソト選手、オースティン選手、エスコバー投手は4月途中で1軍合流。調整なしでの合流ということもあって、調子が上がってきたのは5月ころからでした。打線に迫力が出て、リリーフ陣に1枚加わったことで、チームに厚みがでましたね。

 打線は桑原選手や森選手(伊藤光選手)がランナーに出て、佐野選手、オースティン選手、宮崎選手が返していくという形ができてきた。投手陣は先発がイニングを食えるようになってきて、砂田・エスコバー投手、ヤマヤス・三嶋投手が中盤から終盤を抑えるという形ができています。勝つ形は作れるようになってきました。

 

■三浦監督の采配

 開幕3連戦で勝てそうな試合を落としてしまい、思いっきりつまづいてしまいました。流れが一気に悪くなって、勝てない日が続いてしまいました。しかし、外国人選手がそろってきてから、カード勝ち越しが増えていきました。ということは、監督の采配自体は悪くはないんじゃないかと思います。序盤は先発投手を引っ張りすぎることもありましたが、悪い場面はスパッと代えることも増えました。

 攻撃面は手堅く送るだけでなく、エンドランや盗塁など攻撃のバリエーションが増えているように見えます。

 選手も三浦采配に慣れつつあるような気がします。

 

■若手選手の台頭

 今季は、若手選手の台頭が著しいですね。野手では牧選手を始め、森選手、山本選手。投手では坂本投手、阪口投手。中継ぎでは櫻井投手もいい仕事をしていますね。

 ただ、挙げた選手は1年間フルレギュラー、ローテ、ブルペン入りができるところまでは至っていません。徐々に活躍の場は増やしています。まず、今季最終戦まで怪我なく完走しつつ、ステップアップしてレギュラーも狙っていってほしいです。楽しみな選手が多くてわくわくしますね。

 

 後半戦も若手選手の台頭がカギを握るような気がします。前に挙げた選手以外にも、細川選手や京山投手、ケガ明けの東投手あたりが活躍してくれるといいですね。

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 最近では石田投手が先発転向するというニュースが入ってきました。石田投手が先発で回れるようになると大きいですね。先発ローテ争いも熾烈になってきます。

 3位までは12ゲーム差ですが、CSのチャンスはまだあります。しっかり調整して、後半戦スタートまで準備していってほしいですね。