前日は引き分けましたが連敗はまだ止まっていません。本日は勝ってほしいなあ。
本日の先発は入江投手。強いストレートと変化球で、立ち上がりはアウトを積み重ねていきました。低めに丁寧に突いていた印象もあったのですが、打順2巡目となる4回表に打ち込まれてしまいました。急に高めにボールが集まるようになってしまい、本塁打を含む連打で一挙5失点。一気に打たれてしまうと、首脳陣も手の打ちようがない。
打線も相手先発勝野投手を捉えられず、オースティン選手の本塁打のみ。またも試合中盤で試合が決まってしまいました。
入江投手は素材はいいんですけどね。先発を続けるのであればスタミナが課題ですね。リリーフ向きだと思うんだけどなあ。
あと、本日はエスコバー投手が復帰。しかし1失点を献上してしまいました。状態が上がってくるまで、もうちょっと時間がかかるのかもなあ。
■ベイスターズがここまで勝てないのはなぜか?
いやあ、ベイスターズさん。勝てないですねえ。本日で9連敗。僅差での敗退であればまだいいのですが、点差が広がった大敗が多いこと。多いこと。試合になってないどころか、これでは相手チームのオアシスとして存在してしまうくらいひどいですなあ。10年以上前のベイスターズさんを想起してしまいます。
なんでここまでひどくなってしまったんでしょうね。独断と偏見ですが、3つほど理由をあげてみます。
①開幕3連戦と11×11のヤクルト戦
開幕からつまづいたのは痛かったですね。外国人選手の来日が遅れたことで小粒な打線になっていたものの、ペナント序盤はつなぎながら得点をとっていたんですよね。しかし、このころは投手陣が先発もリリーフ陣も総崩れだった。勝てない日が続いているなかで迎えた4月1日のヤクルト戦は2回までに9点をとり、最大5点のリードを広げるも追いつかれて引き分けとなってしまいました。
これだけ点を取って勝てないと、野手陣も勢いがあがってこないですよね。あの11×11の試合は悪い意味でのターニングポイントとなってしまったような気がします。
投手陣は徐々によくなってきてはいますが、今度は野手陣が打てなくなってしまった。負けが込んだことで悪循環になっていますね。
外国人野手の来日が遅れたことが勝てない理由と思われがちですが、開幕からしばらくは打率リーグトップでしたしね。繋ぐ打線の機能していた。でも負けてしまった。あのまま勝てれば、打線が停滞することはなかったんじゃないかと思うんです。開幕から早い段階で1勝していれば、もうちょっと違う結果を生み出すことができていたような気がします。
②選手・首脳陣・スコアラーを含めた投手陣と守りの雑さ
負けが込むとプロと言えど人間ですから集中力が低下することもあるでしょう。今季は中継プレー、スローイングなど守備の細かいミスも目立ちます。特に許盗塁数が多すぎますね。許盗塁の多さは捕手のみならず、投手、首脳陣、スコアラーを含めて責任があるように思います。投手のクセが見抜かれている可能性もあるので、細かいところまでのチェックがいきわたってないのではないかと思うのです。
盗塁されることで投手が崩れていき、大差を広げられてしまう。もちろん普通に打たれて大差を広げられることもあるんですけどね。結局大差を広げられてしまうことが多いのは投手陣を含めた守りの雑さにあると思うのです。
③フロントの見積もりの甘さ
外国人選手の来日が遅れてしまったのは、いくらソト・オースティン選手の契約が遅れてしまった、エスコバー選手に家庭の事情があったということがあったにせよ、コロナ禍の見積もりが甘かったフロント陣に責任があったと思うんです。
先日、三原代表がこの件について謝罪をしていました。
「現在ベイスターズは非常に苦しい戦いが続いている。連敗の最も大きな原因は外国人の入国が遅れたこと。三浦監督に戦力面も環境面も整えることが我々の仕事ですが、それができておらず大変申し訳なく思っています」
外国人選手の入国が遅れたこと以外にも、梶谷選手、井納投手の流出、ロペス選手、パットン選手の退団などがあったなかで、大きな補強に動かなかったこと。もし動いていたとしても形にならなかったこと。やっぱりここに責任はあったと思うんですよね。特に私は梶谷選手のファンでしたからね。外国人選手の入国が遅れたことよりも、梶谷選手を大した引き留めもせずに流出させた方に未だに怒りを感じていますよ。留めてますけど。
今季は若手の成長を見守りたいなあと思ったんですけど、やっぱり負けると面白くないですね。今見どころがある若手選手は牧選手と阪口投手とかかな。もっとほかにも生きのいい若手選手、出てこいや!
【2021年4月21日対中日戦】
中000500011|7
横000000100|1
横浜スタジアム(ホーム)
De1-7中日
敗戦投手 入江 (0勝4敗0S)
本塁打 オースティン 1号(7回裏ソロ)