今季1勝もあげられていない巨人戦です。北陸シリーズ2連戦。いい加減、勝っておきたいですね。
本日の先発は中川投手。立ち上がりから強いストレートをどんどん投げ込んでいくピッチングでしたが、3回裏につかまってしまいます。
先頭・地元石川県出身の北村選手にヒットを打たれると、サンチェス投手がバント。松原選手を三振に抑えるも、ウィーラー選手に四球。そして丸選手に3ランを打たれてしまいます。
中川投手は次の回も修正できず。調子に乗せてしまった北村選手に3ランを打たれて降板。早い回に試合が決まってしまいました。
打線は中川投手がタイムリーを放っただけ。中川投手の独り相撲的な試合になってしまいました。先発・サンチェス投手のはやいテンポでどんどん投げ込んでくるピッチングに、ベイスターズ打線はそのリズムを崩せず。サンチェス投手のスプリットに頼みのオースティン選手、ソト選手が全く合わず、打線が機能しませんでした。
リリーフ陣は踏ん張りましたが、それ以上に相手投手がよかったため、試合は動かず。チャンスはあったので、少しでも風穴を開けられれば、逆転のシナリオを描けたかもしれなかった。けれども、チーム的には見どころなく試合が終わってしまいました。
中盤以降は早い展開で試合が進みました。両チームとも地元の名物でも食べたかったのかしら。コロナには気を付けてくださいね。そんな嫌みのひとつでも言いたくなる試合でした。
■プレッシャーに負けず、どんどん投げこめ
本日の中川投手は立ち上がりがよかったのですが、3回裏の北村選手のヒットからリズムを崩したように見えました。急に抜け球が増えたような気がします。
1回、2回は名前の知れた名選手が並ぶ上位打線。3回裏は下位打線ということで気が抜けたのかもしれません。ただ、北村選手がヒットでサンチェス投手がバントでつながれたら、たちまち上位打線。プレッシャーに押しつぶされて抜け球が増えたようにも見えました。力が入りすぎたということもあるのかもしれません。
どんな場面でもマイペースで投げるというのは難しいことかと思いますが、力の入る場面でしっかりと自分のボールを投げ切れないと、プロ野球選手としては大成しないような気がします。本日のような場面は、中川投手のプロの壁みたいなものだったように見えました。
中川投手にはこの壁を乗り越えてもらいたいです。乗り越えればきっといい投手になれるはず。それだけの力のあるボールを持っている投手です。挫けずにがんばれ!
【2021年6月22日対巨人戦】
横010000000|1
巨00330000× |6
石川県立野球場(ビジター)
De1-6巨人