差し込まれていたネフタリ・ソトが完全復活問題

 オリックス戦1勝1敗、ともに大味な試合でした。本日はどういう試合になるでしょうか。

  先発はロメロ投手。立ち上がりに吉田正尚選手に2ラン本塁打を打たれたものの、2回表、3回表と落ち着いたピッチングで立ち直ったかと思われました。その間、打線は初回にシーズン初先発の張投手をとらえて一挙4得点。3回裏にもヒットでつないで3得点。試合を決めたかと思われました。

 が、ロメロ投手が4回表に捕まってしまいました。前打席で本塁打を打たれた吉田正尚選手に内野安打を打たれると、四球、安打、安打とつながれて一挙3失点で降板。続くリリーフ石田投手はスクイズを決められて1点差に詰め寄られます。

 しかし、好調ベイスターズ打線は5回裏に2得点と突き放し、勝ちパターンのリリーフ陣が危なっかしくも締めくくって、カード勝ち越しを決めました。

 今回のカード勝ち越しは相手投手に助けられたこともあり、打線が上向きになったことが理由としてあげられます。しかし、今後戦わなければならないパリーグの好投手相手に、どれだけ打ち込むことができるでしょうか。ここが見どころになると思います。また、僅差の試合をいかにとれるか。うまく勝ちきれれば、今弱い状態のチームが、一気に強いチームへと生まれ変わることができるのではないかと思います。

 いずれにせよ、”やきう”が楽しくなってまいりました。

■ソト選手はバットの出が悪かったんじゃない。スイングスピードが遅かったんだ。

 本日の試合では、ソト選手が3安打猛打賞、2本の本塁打で打点6。大活躍でした。来日当初は、不調続きでしたが、もう完全復活といってもいいのではないでしょうか。

kajiwaradamono.hatenablog.com

  不調時はバットの出が悪く、ストレートに振り遅れる場面が多くみられました。しかし本日の2本目の本塁打は真ん中高めの150㎞のストレートでした。タイミングの取り方は以前からあまり変わってないと思います。となると、変わったのはスイングスピードではないかと推測されます。

 体の動きが鈍かったからスイングスピードが遅かった。体が慣れたからスイングスピードが速くなった。だから速球に対応できるようになった。ということなのではないでしょうか。

 以前、ラミレス元監督がYoutubeでよい状態に戻ってくるまでには40~50打席は必要と言っていたのがズバリ当たりましたね。

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 やっぱり身体のキレがよくなって、スイングスピードが戻ってきたということなんでしょうね。一つ、勉強になりました。

 

【2021年5月25日オリックス戦】

オ200401001|8

横40302101× |11  

横浜スタジアム(ホーム)

De11-8オリックス

勝利投手 石田 (1勝0敗0S)

本塁打 神里 4号(1回裏ソロ) 、 ソト 8号(1回裏3ラン) 、 ソト 9号(6回裏ソロ)※Deのみ