交流戦前の神宮ヤクルト戦1勝1敗。勝ち越してから交流戦へと突入したいところですね。
先発はケガ明け復帰の今永投手。立ち上がりから球速の上がらないストレートを連打されて初回3失点。2回表から変化球中心の配球に変えつつ、球速が少しずつ上がってきたストレートを少しずつ増やしていきました。やや落ち着いたかなと思ったものの、5回表に捕まって4回1/3で6失点。復活とは言い難いピッチングとなってしまいました。
打線は相手先発のヤクルト・スアレス投手を捉えきれず、中盤で大量の点差を離されて負け。チームとしては、ペナント巻き返しの空気感や匂いを感じられないまま、交流戦に突入することとなってしまいました。
■今永投手、ストレートも変化球もキレが感じられない
今季初登板となった今永投手ですが、精彩を欠くピッチングとなってしまいました。ストレートは145㎞前後で、低めのストレートをフェンスオーバーされてしまうくらいのボールのキレ。変化球も低めに集めようという意思は感じられるものの、低めの変化球でさえもとらえられてしまう。変化球の切れもないんですかね。かなり心配になってしまうピッチングでした。
もう一点。今永投手、フォームが変わったのかな。以前よりも横から投げているように見えますね。横から投げると、コントロールはつくけど、威力が落ちるような気がするなあ。
もう一つ調整が必要な段階ということであれば、「次、頑張れ」と思うのですが、100%の状態で打たれたとなるとちょっと厳しいなあ。来年、再来年の今永投手も大丈夫かなあとも思ってしまいます。
とにかく先発が揃わない今季はもろもろ厳しいわ。
【2021年5月23日対ヤクルト戦】
横100001003|5
ヤ30104020× |10
明治神宮野球場(ビジター)
De5-10ヤクルト
敗戦投手 今永 (0勝1敗0S)