ベイスターズさん、ほとんどの野手が調子を落としている問題

 なかなか勝てないベイスターズさん、今季はどうなってしまうのでしょうか。

  先発は濵口投手。立ち上がりはいつもの通り悪かったのですが、なんとか踏ん張って無失点に抑えます。すると、しり上がりに立ち直っていき、テンポよくアウトを積み重ねていきます。

 しかし、ベイスターズ打線も全く調子が上がらず。相手先発の福谷投手に手も足も出ず。散発4安打。いずれも先頭打者ではなかったため、送ることもできず。無得点。

 9回表、マウンドに上がったのは三嶋投手。ほぼ完ぺきな投球だったのですが、平田選手に投じたスライダーが三遊間の内野安打。続く木下選手へは追い込んだところで代走高松選手への素晴らしい牽制球を放ったところ、ファースト・ソト選手が首脳陣にリクエスト要求をします。結局セーフだったのですが、この間がよくなかった。

 木下選手が二遊間の内野安打を放ったところ柴田選手が暴投。高松選手が2塁からホームまでかけぬけました。柴田選手も態勢の悪いところから勝負に行ってファーストに投げている。誰も責められない決勝点となってしまいました。

 9回裏もマルティネス投手から全く打てず。これで10連敗。勝てそうなビジョンが全く見えません。

■主軸が責任を負いすぎてないかしら

  投手陣が調子を取り戻してきましたが、打線が絶望的ですね。牧選手とオースティン選手の当たりが戻ってきましたが、宮崎選手、佐野選手がらしくない打席を過ごすことが多く、ソト選手の調子はいまだに上がってこない。

 やってもらわないと困る主軸が複数人、調子を落としてしまうと、どうにもならないですね。

 ソト選手は調整不足の面もあるかと思いますが、宮崎選手、佐野選手は開幕から頑張っている主軸選手。ですが、バッティングがらしくないですね。選球眼のある宮崎選手は明らかな変化球のボール球を振ってしまうし、ミートの上手い佐野選手は変化球をひっかけてしまう。

 どうもね。佐野選手も宮崎選手も責任を負いすぎて力が入りすぎてないかしら。2人とも、広角に打てるミートの上手い打者なのに、どうもミートポイントを外してしまう。

 負け続けることの悪循環が多岐に渡って広がっております。どうにかならんもんかねえ。

 

【2021年4月22日対中日戦】

中000000001|1

横000000000|0

横浜スタジアム(ホーム)

De0-1中日

敗戦投手 三嶋 (0勝2敗2S)