ベイスターズさん、今季の楽しみ問題~外野手編~

 ベイスターズ外国人選手の来日のめどが立ちません。ビザ申請からウイルス審査、2週間の自主隔離。チーム合流ができてもサインプレーの確認など調整期間が必要になったりと、今季の半分以上は外国人選手なしで戦わなければならない状況になりそうです。厳しいなあ。

  さて、今回は外野手編です。3枠のうち佐野選手は固定。オースティン選手の来日に時間がかかるとするならば、あと2枠。若手選手としてはチャンスですね。今回も期待したい3選手をあげたいと思います。

 

▼細川成也

 高卒5年目のスラッガー。1年目に初打席バックスクリーンに放り込む本塁打を放つなど、遠くに飛ばす力はチームでも1,2位を争うのではないでしょうか。肩もいいし、足も速い。素材はピカイチでも簡単には活躍できないのが”やきう”の難しいところなんでしょうね。変化球に対するタイミングの取り方、バットを入れる角度、配球の読み方...。2軍ではもうやることはありません。あとは1軍で活躍するのみ。なにかを掴んじゃえば、一気にリーグを代表する打者になれるはずです。

 

▼宮本秀明

 今年で4年目の俊足選手。2019年におぼつかない守備だった内野から外野にコンバートしました。バッティングも悪くはないですが、守備走塁面でまずは一軍定着を目指してほしいです。内野手としては代走→守備固めの役割は果たせずじまいでしたが、外野手としてであればできるはず。まずは代走のスペシャリストとしての活躍に期待。

 

▼関根大気

 高卒8年目。もう若手ではありませんね。毎年期待されていますが、なかなか1軍定着ができずに伸び悩んでいます。2019年には2軍では好成績だったものの1軍ではチャンスをつかめず。2020年も打撃好調だったもののケガに泣いてしまいました。

 2021年のオフには生涯の伴侶も得ました。守備走塁の評価はもとから高いですが、左中間、右中間に打ち分けるバッティングも魅力です。ライバルの神里選手、桑原選手は足踏み中。今年は最後のチャンスかもしれません。つかんでほしいです。

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 これまであげた選手は2軍では活躍できても1軍では活躍できていない。しきれていません。1軍レベルのボールに対応しきれていない。または1軍レベルのコントロールに達していない。っていうことなんじゃないかと思うんです。

 ベイスターズには勘所さえつかんでくれれば、活躍してくれそうな選手がいっぱいいると思うんです。今季は若手選手にとってはチャンスです。チームのピンチを救ってほしい。