ベイスターズさん、今季の楽しみ問題~捕手・内野手編~

 オープン戦3試合終了しました。初戦はいい試合だったのですが、2戦目3戦目は零封されてしまう散々な結果。今季はこういう試合が続きそうな予感と悪寒がします。1度、シーズンで大きく躓いてしまうと、簡単に暗黒期を迎えてしまうっていうことを球団関係者が理解してくれてるといいんだけどなあ。

 今回は、今季の楽しみ問題捕手・内野手編です。若手選手の成長を長い目で見守りたい。

 ▼山本祐大

 今年4年目の若手捕手。チーム屈指の強肩は折り紙付きです。2019年には1軍でサヨナラ安打を放つなど勝負強さも持ち合わせています。

 表情が顔に出やすいタイプで、いい風に言えばガッツあふれるプレイヤー。捕手としてはもうちょっとしたたかさがあるといいなあ。本日の試合では悪送球が1つありましたね。落ち着いてプレーしてほしいわ。

 今季は1軍ベンチで多くの事を学んでほしいなあ。山本選手の動向は、ベイスターズフロント、首脳陣がいかに若手選手にシフトチェンジする気概があるのかどうか判断材料の一つになるんじゃないかと思っています。

 ちなみに山本選手は1998年生まれ。ベイスターズさんが日本一になった年です。どんだけ優勝から離れてるんだよ。

 

▼森敬斗

 高卒ドラ1、今年2年目。走攻守3拍子揃ったショートプレイヤーです。タイプとしては広島の田中広輔選手に似ているような気がします。バッティングフォームもちょっと似ている。

 足も速いし肩もいい。シュアなバッティングも持ち味。長らくショートのレギュラーを決めきれなかったベイスターズさんとしては楽しみな選手の1人です。まずは1軍定着、早いうちにレギュラーを奪取を目指していってほしいです。顔もいいのでスター選手になる可能性を秘めています。

 

▼牧秀悟

 ルーキードラ2の大卒選手。1年目から背番号2番を与えられるほど期待されています。背番号2は昨年まで、ホセ・ロペス選手が背負っていた番号ですが、牧選手のバッティングフォームが、これまたロペス選手そっくり。バットの立て方、前足の引き具合、後ろ姿。見間違えてしまうほどです。

 ポジションはセカンドですが、オープン戦ではファーストを守ることが増えています。ソト選手が開幕に間に合わないということもあって、1年目からチャンスが舞い込んでいます。

 まだ1年目なので、簡単にプロの水に 合うとも思えませんが、チャンスは1度逃すと次いつ来るかわかりませんからね。大学日本代表で4番を任せられた実力を発揮して、そのまま活躍しちゃえ。

 

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 ベイスターズさんは長らくセンターラインが弱いといわれてきました。特に1年任せられるショートとキャッチャーの育成は急務だと思います。森選手と山本選手は我慢して使ってほしいなと思っています。