大和の勝負強さ問題

 2試合連続で雨天中止。休養十分で臨む神宮ヤクルト3連戦です。5連敗の悪い流れを断ち切ってほしいですね。

 先発のロメロ投手は初回から荒れ球気味。3回までは幾度もピンチを作りますが、この荒れ球が功を奏して無失点で切り抜けます。

 ベイスターズ打線は序盤からヤクルト先発・バンテンハーク投手を捉えます。2回表は牧選手、3回表はオースティン選手のタイムリー。4回表は宮崎選手のソロ本塁打と早くも3点差に突き放します。

 しかし、4回裏にロメロ投手が捕まってしまい、2失点。なおも1死満塁の中、三上投手、砂田投手の好リリーフで1点リードを守ります。

 その後試合は膠着状態となりますが、8回裏にヤマヤス投手が塩見選手にタイムリーを打たれて同点に。終盤になって試合は振り出しになってしまいました。

 ベイスターズさんとしては流れ的に嫌な空気。このままズルズルと負けてしまうパターンが今季は多いですね。

 しかし9回表、ヤクルトのストッパー石山投手相手に2死から代打関根選手、桑原選手が連続ヒット、続く大和選手が2点タイムリーで試合を決めました。関根、桑原、大和の3選手ともに打ったボールはストレート。球種を絞ってしっかりと仕留めました。ナイスバッティング。9回裏も三嶋投手が3人でピシャリと抑えてくれました。

 試合の流れがあっちに行ったり、こっちに来たりとした中で最後に勝負を決めきる。久しぶりにスカッとする試合でしたね。

■腹括ったベテランの一打

 試合を決めた大和選手ですが、今季は打率2割超えるかどうかという散々な成績です。また、柴田選手負傷のきっかけを作ってしまったエラーもあったりして、攻守ともにピリっとしない。ただ、倉本選手も柴田選手もいない中では、ショートをしっかり守れるのは大和選手しかいない。

 9回表2死1,2塁のチャンス。これまでノーヒットだった大和選手に代打かなあと思っていましたが、右中間を抜けるタイムリーで見事な逆転劇を作り上げました。ストレートに的を絞った腹のくくったバッティングだったと思います。

 そういえば大和選手って昨年も一昨年前もサヨナラ安打を放っているんですよね。勝負強い。誰がみても勝負がかかったような打席でしっかりと結果を出せるってすごいですね。やっぱり経験がものをいうのでしょうか。いうのでしょう。きっと。

 ベイスターズさん、球団的には若手中心に舵を切っているように見えますが、大和選手のようなベテラン勢も大事にしてほしいなあと思います。

【2021年5月21対ヤクルト戦】

横011100002|5

ヤ000200010|3  

明治神宮野球場(ビジター)

De5-3ヤクルト

勝利投手 山﨑 (3勝1敗0S)

セーブ  三嶋 (0勝3敗6S)

本塁打 宮﨑 4号(4回表ソロ)