もう一度言いますが、ハマスタで巨人の優勝は観たくないなあ。
■好投ビエイラ投手が代わった瞬間がチャンス
【2020年10月28日対広島戦】
本日の先発はDe平良、巨人ビエイラの両投手対決です。平良投手はコースを丁寧に投げ分けるピッチングで5回1/3で1失点。6回のピンチを投げ切れなかったのは残念ですが、平良投手らしさは存分に発揮していたように感じました。来季はケガなく1年間、ローテを守ってほしいと思います。
試合は2対1の1点リードで7回裏に。巨人のピッチャーはなかなか打てなかったビエイラ投手を交代。ベイスターズ打線はこれぞとばかりに攻撃に転じます。代打ルーキー森選手のヒットを皮切りに、バントや盗塁を絡めつつ、連打が決まって一気に3点をあげました。
セットアッパー・パットン投手とストッパー・三嶋投手がちょっぴり怪しかったですが、なんとか勝利。眼前での優勝は免れました。
■今季、チームの勝ち星が伸びなかったのはパットン投手にも理由はあるぞ…でも…
今季、ベイスターズさんは優勝候補の一角としてあげられていたものの、ヤマヤス投手の不調や今永投手のケガなど、計算できない不運が多かったように思えました。
そのうちの一つにパットン投手の不調もあったと思います。
本日マウンドにあがったパットン投手は四球安打死球と1死満塁にしてしまいます。犠飛と三振で事なきを得ますが、ピリッとはしない投球です。
今季の防御率は4点台。本日の犠飛と三振がそうだったのですが、ストレートはこれまでよりも強いボールを投げられている。しかし、コントロールはこれまで以上に悪いですね。元々悪いですけど、今まで以上に悪い。
フォームをよーく見てると、上体がブレまくっていて、前に突っ込んだり、左右にずれたり、上体を思うように制御できていないように見えました。下半身がしっかりしていないというか…
ただね。今季の外国人選手はコロナ禍があって大変だったろうなと思うんです。家族と会えないことが多かったでしょうから、精神的にもきつかったでしょう。現に、今季は外国人がタイトル争いをしていることが少ないですね。セリーグの野手だとビシエド選手くらい。投手はセーブ王にスアレス投手とマルティネス投手が争っていますが、今季はストッパーがどのチームも崩れまくりましたからね。
この話とパットン投手の上体がブレている話がつながっているかどうかは微妙ですけどね。でも、今季の外国人選手にはご苦労様でしたとは言いたい。
ソト選手やロペス選手なんかもそうですが、今季の外国人選手に関してはね、そのへんのところをフロントは考慮してほしいなと思います。
巨010000010|2
横11000030 ×|5
横浜スタジアム(ホーム)
De5-2巨人
勝利投手 平良 (4勝5敗0S)
セーブ 三嶋 (1勝1敗18S)