ベイスターズさん、優勝不可能になってからの方がいい試合しちゃう問題

 ハマスタ眼前優勝がなくなって、本日から阪神戦です。

 ■9回2死から同点になる方法

【2020年10月30日阪神戦】

 本日の先発はDe京山、阪神ガンケルの両投手対決です。京山投手は制球がアバウトで、抜け球が多かったですね。でも、悪いながらも踏ん張ってはいました。5回2失点98球。打ち損でくれたボールも多かったのですけど、なんとか試合を作ろうとしていました。悪いながらも(2回言った)なんとかある程度抑えられたのは、ストレートに力がついたからではないでしょうか。次の登板も見てみたいです。

 打線はガンケル投手を全く打てず。ストレートが揺れるんですかね。ガンケル投手から取れたのは神里選手の出会いがしらのソロ一発のみ。

 あと、本日は風が強かったんですよね。向かい風。ガンケル投手が代わった直後に、オースティン選手が大きなライトフライを打ったんですけど、あれ、風がなければスタンドインしていたはずです。芯に当たって力で押し込んでいたんだけどなあ。

 2点ビハインドのまま試合は9回裏へ。爆速球のスアレス投手を打ち込めず、なんとか出塁した神里選手を1塁に残し、2死でロペス選手がバッターボックスに向かいます。ストレートに押されるロペス選手。カウント1-1からの3球目、真ん中低めにきたスライダーをいい角度でバットを入れることができて、そのまま打球はレフトスタンドへ。流れ的にはいい空気ではなかったですけど、同点にできました。逆転まではできませんでしたが、あそこから同点にするのは、やっぱり本塁打しかないんですね。

 引き分けは引き分けですけど、俗にいう「勝ちに等しい引き分け」だったように思えました。 

 ■10月はいい試合が多いなあ

 ベイスターズさん、10月はいい試合が多いですね。僅差の試合をとったり、劇的な大逆転をしたり。こういう試合を8月9月でできたらよかったのにと思ってしまいます。

 そういえば開幕当初と今はかなり違うチームですもんね 。ストッパーはヤマヤス投手から三嶋投手に代わり、セットアッパーも石田投手になり、今永投手はケガで離脱。野手もケガで出たり入ったり。

 世代交代とまではいかないけど、チームの過渡期というか、若い選手や復活してきた選手が活躍し始めているのがいいですね。

 本日はあまりよくなかったですけど、若手では京山投手。大貫投手に平良投手。伊勢投手。復活組には砂田投手や梶谷選手、倉本選手。

 もっと早くこうなればよかったのにと思う反面、来季が楽しみになってきました。

 

神0010110000|3

横0001000020|3

横浜スタジアム(ホーム)

De3-3阪神

本塁打 神里 3号(4回裏ソロ) 、 ロペス 10号(9回裏2ラン)