ベイスターズさんのここ一本が出ない阪神戦問題

 阪神甲子園で1勝1敗。できれば勝ち越したいなあ。

   ■息詰まる投手戦だが、8回9回の攻防が決め手に

【2020年7月12日阪神戦】

 本日はDe平良、阪神岩貞のコントロールのいい好投手対決。岩貞投手は切れのあるストレートと丁度いいところから落ちるチェンジアップを投げ分けるほぼ完ぺきなピッチング。平良投手は前回までの登板よりもボール2個分くらい甘くなったり低すぎたり、ちょっとだけ悪いながらのピッチングとなっていました。

 ちょっとだけ悪い平良投手が捕まったのは6回裏。ちょっとだけ落ちの悪いシンカーを大山選手にうまくとらえられて先制タイムリーを浴びてしまいました。

 さらに8回裏。リリーフのパットン投手が高め浮いたスライダーを大山選手がタイムリー。この回にパットン投手がピシャリと抑えていたら、流れはこちらに傾いたかもしれません。このタイムリーが、麻雀的にはドラ2くらい分、流れを阪神サイドに渡してしまったように感じました。

  ■いまだ対阪神戦問題は続いていく

 9回表。阪神の新守護神となったスアレス投手が登板しました。前日は荒れ球の投球で1失点。本日もストレートは速いが、コントロールに苦しむピッチングでした。そんななか、ロペス選手がタイムリーを放ってビハインドは2点から1点に。1死ランナー1,2塁のチャンスが続くも、後続は続かずにベイスターズ敗退。カード負け越しとなってしまいました。

 ここでもう1本出れば。逆転ができたら。今季の阪神戦はまた違ったものになっていったかもしれません。苦手意識を積み残したまま、次のカードに持ち越されることになってしまったように見えました。

 長年積み重ねた苦手意識はそうそう払拭できるものではないのかもしれません。それでも、次の阪神戦では、また新たな気持ちで戦ってほしいなあと思います。次は勝ち越せ!

 

横000000001|1

神00000101× |2

阪神甲子園球場(ビジター)

De1-2阪神

敗戦投手  平良 (2勝1敗0S)